クラウドファンディング、聞いたことありますか?

これは目的、目標に必要な金額をですね、インターネットを通じて支援者を募り、集金(支援)するシステムです。

例えば我が子が難病に侵されたけれども手術に1000万の費用が掛かる!だがそんな大金は無い!あー!どうしたら・・・。

どうか我が子をお救い下さい!

 

目標1000万円

支援して下さった人のお名前をノートに記し、我が子に一生、感謝するように伝えます!

 

ま、これを見て助けてあげようと1万円振り込みました、ある人は10万円振り込みました、何人もの支援者のおかげで1000万集まり、無事に手術をすませ、子供は元気になりました。

良かった、良かったと美談ですね?

では次のケースです。

20代最後となる記念日にフォトブックを作りたいので支援して下さい!目標額は200万円です!

本人に手作りケーキによるおもてなし 5万円

打ち上げカラオケパーティー招待 5万円

メモリアルブックの1ページプロデュース 10万円

都内近郊でピクニック&水族館デート 20万円

カメラマンと3人でランチ&写真撮影&データお渡し 20万円

もっと細かい分類のコースもあるのですが、大まかにこんな感じでクラウドファンティングが行われ、49人の支援者から237万円が集まりました。

元AKB48森杏奈さんが実際に行ったものです。

他にも元AKB佐藤由加里、元SKE松下唯なども100万単位のクラウドファンディングに成功しています。

このクラウドファンディングシステム。

皆さまは読んでどう思われましたか?

乞食まがいと思ったでしょうか?

素晴らしい支援システムだと思ったでしょうか?

森杏奈さんの成功によって、元アイドル、元芸能人の中で困っている人がこれから続々とクラウドファンディングを追従すると思います。

支援すれば元アイドルの誰誰とデートが出来る!一緒に食事ができる!

エスカレートしたと仮定しましょう。

一緒に温泉に入れる!100万円

朝まで二人きりでおしゃべりできる!100万円

何か話が変わってきましたよね?どこまで許されるのでしょうか?

秋葉原では街頭で客引き行為を行ったとして、メイド服を着てビラを配っていただけの女子高生が迷惑防止条例や、都条例、風営法などにより摘発され、検挙されています。

そして一時期流行った女子高生とお散歩という、秋葉原での店舗主体の街案内は警察によって指導され、若者の売春の温床になる危険を含んでいるとして、全ての業種の客引き行為を禁止する条例が2014/4/1に執行されました。

元々は資金が無い科学者の卵の方たちが支援者を募り研究を進めたり、夢とプランはあるが資金が足りない店舗を出したい人が支援を募ったり、企業が人と金を集めて夢をみんなで実現させよう!といったシステムなのです。

利用する人の尺度になるクラウドファンディング。

私はですね、女子高生のお散歩が駄目で元アイドルのお散歩が許される理由がわかりません。

女子高生お散歩を擁護するわけでもないんですが違いがわからない、未成年でなければよいのでしょうか?

ならば未成年が短期クラウドファンディングを発動した場合はどうなるのでしょうか?

その過程でカラオケボックスにて詳細な打ち合わせを組みこんだ場合は法に触れるのでしょうか?

貴方はどう思われますか?

クラウドファンディングのコラムでした。