我々は日本国民です。

元来、日本にはお正月の風習はあっても、ハロウィン、クリスマスという風習はありませんでした。
地球上の様々な国で生活する人々、地球人という壮大なカテゴリーでは同一種族。
様々でインターネットの発展にともない、球面の裏から情報が伝わるまでに数分、もしくは数秒の時代へと突入。

良い事ばかりではなく、情報社会はある意味で”自分を自分で守らなければ丸裸にされる”時代の幕開けといっても過言ではないでしょう。

出身地、生年月日、本名、家族構成等々。

人には知られたくない秘密もあってしかるべき、それを何事の大義も無いまま匿名で流布させる人間がいるのも事実。

 

自分が人にされて嫌なことは人にするな

 

匿名が匿名でなくなった時に罪をかぶるかの如く、攻められ押しつぶされる。
そんな馬鹿気たことをゲームかのように楽しむ輩。

 

天網恢恢疎にして漏らさず

 

これは天の網は荒いようだが、じつはしっかりしていて必ず抜けられないように理は出来ているという四文字熟語です。

 

現実から目を背けてばかりはいられない世の中でどうやって身を守るべきか?

 

同じくしてストレス社会の中でどのように、貯め込まぬようにストレスを発散させるべきか?

 

違う話のようで実は共通点があるのではないかと考えます。

 

予防の為にマスクをする、冬場は特に多いですね。
その他にもマスクは化粧をするのがめんどくさい時の女子や、マスク補正と呼ばれ、顔半分を隠すことにより可愛く、かっこよく見える。

例えるならスキー場のゲレンデなどでよくある光景。
素敵!と思って親密になってみたら全然想像と違った。
可愛い!と思って声をかけてみたが喫茶店に行ったらとんでもないブスだった。
この原因にはマスク、つまり自分の情報を隠すことによって有利な立場になる、もしくは恩恵を受ける、本人は特しかありませんが被害者はたまったものではありません、引っ込み思案な人は引くに引けなくなります。

 

むやみやたらに顔を晒さない、ここにはもう一つ、変身願望というのもあるではないでしょうか?

 

あーなりたい、こーなりたい、現実的に言うと仕事の都合上でダメだけど本当はピアスがしたい。
地味だと言われるから髪を染めたい、ネイルを伸ばしたい、ワンポイントでタトゥーを入れたい。
人にはそれぞれ、思っても現実的に行えばマイナス要素にしかならないリスクを負ってしまう中で我慢してストレスを貯め込んでいる人が多いでしょう。

 

そこで担ぎだされ、ある意味で支持を得たのがハロウィン、クリスマス等の欧米文化の流入ではないでしょうか?

 

顔にペイントをして、派手な衣装で着飾り、人が集まる場所に出向き、話したことも交わりがなかった人達と一体感をもってイベントとして楽しむ。
ストレスも発散でき、一時ではあるが現実の自分を忘れてやりたかった願望を常識の範疇内で盛大に楽しむ。

 

歴史を紐解くと日本民族は祭事は大好きな人種で、世界でも類を見ない柔軟さを兼ね備えた種族です。
昔気質な方はハロウィン?ふざけるな、日本と何の因果もないではないか!とお怒りになられる方もいらっしゃるのは事実ですが、年に数回しかない日を待ち望んで弾ける方がいるのもまた、事実。

 

息苦しい世の中ではありますが、皆様には良い環境でのストレスの発散法と、自分の身は自分で守る覚悟が必要な時代である事を認識していただければ、これから新たな国民行事に発展するかもしれない欧米文化が流入してきても柔軟に対応できるのではないかなと考えます。

 

あーだ、こーだと長々と書きましたが何をお伝えしたいのかというと、クリスマスはキリスト教の始祖、キリストが誕生した事を静かに家等でお祈りを捧げ、経典にともない家族で感謝を現す日であります。

 

 

子作りに励む日ではないんだよ、この馬鹿野郎リア充どもめと。

 

昔気質な人間ではなく、柔軟な感性の持ち主だと自画自賛する跳梁跋扈ではありますがクリスマスの風習には納得がいきません、えー、プンプンです。

 

私に彼女がいればこのコラムも別の内容になっていたのではないかと思います。

 

ストレスがたまります。イケメンに生まれ変わりたい。

 

ストレス社会での変身願望のコラムでした。