元日のコラム

前回分読んで頂けましたか?

掲載日が一月一日、つまり元旦ですね

日と旦、元日と元旦、【がんじつ】と【がんたん】と読みますが何が違うかわかりますか?

どちらも似たような意味合いですが

元日とは元が朝を意味し、日は始まりを意味します

つまり一日の始まり、正式には【元日】こちらが一年の始まりの日

旦、こちらは日の下に地平線、つまり日が昇る一日の始まり

朝や一日の始まりを表します

ではなぜ元旦が一月一日になってしまったのか?

一日の始まりも、一年の始まりも朝は朝ですし、似たようなもの

初日の出なる言葉もある事から元旦と元日は混同されて、いまではどちらも正しいという意味合いになってしまったようです

礼で例えるなら

(事件があった元旦に)

事件があった一月一日に×

事件があったその日の始まりに○

このようになります、最近では言葉の崩壊を人生の先輩方がつべこべ言いますが

時代が変われば人も変わる、文化も変わる、日本は進化続けているのであって、昔のままではない形でどんどん変わりゆくものだと思います

パない

ほんこれ

ちょ

上記の三文の意味が分かる方はネットに通じている方です

パない→パじゃない→半端じゃない→凄い

ほんこれ→ほんとうにこれ→本当にこれ

ちょ→ちょっと→ちょっと待って

この形式に当てはめたお正月の挨拶もありますね、そうです、それです

あけおめ→あけましておめでとうございます

ことよろ→今年も宜しくお願い致します

どれだけ忙しい現代社会においても言葉をそこまで詰めるほど皆様に時間がないかといえばそんなことはないとは思うのですが、トレンドのような感覚で短くするのがかっこいい使い方のような風潮があるのも事実です

年下の方から「あけおめ!ことよろー」などと言われたら顔を真っ赤にして怒る世代の方もいるとは思いますが、怒る事が正しいのか?受け入れることが正しいのか?もうここは個人の主観にゆだねられる部分で正しい正解は無いと思います、それが時代

大事な事は人が何をしていようと、何を言おうと、確たる自分という個性で勝負する事だと思います

この日本国には先祖代々受け継がれてきた文化もありますので、大事にしなければいけない部分は大和魂として、しっかり守って行かなければいけないのではと思いますね

こんなことを書いている跳梁跋扈ですが、お分かりになる方はお分かりでしょうが僕は文章に。←句点を使いません

ちなみに、←は読点と言います

この二つの文書の区切りを合わせて句読点(くとうてん)といいます

なぜ使わないかのこだわりはないのですが、昔から句読点を使わないでも読みやすい文章にこだわって書いています、中々難しくできませんが

これも自分で文化を壊している矛盾している部分だと思います

皆様も何か文を書くうえでこだわり等あるとは思いますが、大事にする部分は大事に育んで分を作ってあげて下さい

仕事も始まり、一年がスタートしました

挨拶が遅れましたが改めさせていただき

あけましておめでとうございます、今年も宜しくお願い申し上げます

元日コラムでした