コラムを書くことを軽い気持ちでOKしたものの、じゃあどんなネタにするんだ、という事までは深く考えていなかった。スタッフのSさん曰く、選手の個性が出た方がいいと言われ、例えば妄想記事はどうですかと提案されたけど、自分のブログの読者ではなく誰が読んでいるか全くわからないこのコラムで一人ハァハァする文章を書くのは危険すぎる。ていうかコラムというものは書きっぱなしの一方通行なので、評価がどのように出るかがわからない点で、小心者の私にはハードルが高い(苦笑)。
なので今回は、機種を好きになるきっかけを書いてみようと思う。

とある機種がリリースされる。原作を知っているから打ってみる。それはよくある。例えばまどマギが出た時の私の友人の興奮っぷりは凄かった。私もエヴァが大好きで、新作が出るたびに嬉々としてたから、その気持ちはとても共感出来た。そんな風に自分が思い入れのある機種がリリースされたなら、感情移入は容易だし、演出が見たいという衝動もきっと激しいものになるだろう。いわゆるココロが止まらない状態(違)。

昨年の10月、私は新台の列を見ていた。朝から満席である。馴染みの店員さんに、「今度の台は面白いのかなぁ?」と聞いた。すると店員さんは言った。「さて、どうでしょうね?でも、主人公はイケメンらしいですよ。」 私にはその一言で十分だった。新台が入ったら、店はまず機械代回収。だから私は新台に飛びつく事はないんだけど、その一言で、その台を打つ事を決めた。

打ち始めた台は、演出が起こらないとキャラが出てこなかった。通常画面は風景のみ。なんだこのシンプル…というか殺風景な画面は? しかし、イケメンと噂の主人公か出てきた瞬間、いわゆる「ビビッと」きちゃったのである。つまり、…一目惚れ。それが私とペルソナ4との出会いでした。

「ねぇ、その機種を好きになったきっかけって何なの?」
「うん、主人公に一目惚れしたの。」

別に、よくあるドラマを演じたかったわけじゃない。ましてや、相手は二次元なんだけど(恥)。でも、こんな事で好きになる事もあるんだなって、自分で感心した。それからPS2、アニメで原作を補完し、打ちに行けばペルソナ4ばかり。初打ちは3万くらい使ってボーナスのみ、次の日も同じ台を上げ狙いで打って爆死。2日でマイナス8万。そこで、はっと気付くわけです。新台はまず回収だろって。だからいつも打たないじゃん自分、って。絶対打たないという自分の信条をすっかり忘れるくらいに、私はペルソナ4の虜になっていました。恋は盲目とはよく言ったもんです。

先月、久々に店でペルソナ4を打ちました。跳梁さんが企画してくれた低貸し専門店での実戦で、高設定も見込める日だという事だったのですが、打ち始めから挙動もよく、楽しい一日を過ごせました。いや〜、久々にアハンウフン出来て大興奮でしたよ。

ある機種を好きになる理由とは? 好きな版権、過去にいい思いをした事がある、万枚出した、などなど。その中で「キャラに一目惚れした(照)」が全体のどれくらいを占めるのかよくわかりませんが、もし同じ理由でハマった機種がある人は、私とお友達になりましょう。多分同類です。気が合う事でしょう。更に、もし、ペルソナ4得意だぜ!っていう方がいらっしゃいましたら、特にお友達になりましょう。濃い話が出来そうです。

遂にPS VITA&ソフトを買いました。これで、PS2版との違いや、昨年夏に放送していたアニメを思い出しながら毎日ニヤニヤ出来ます(大照)。家にある実機も回したいし、店でも打ちたいし、ゲームもやらなきゃ。でも私の身体は一つ。身体を捧げられるのもどれか一つです(真顔)。

人生、なかなか難しい!

今日話題に出た記事:私だけの…大切な彼
http://ameblo.jp/19ren/entry-11967455591.html