今年に入り、スロットの戦績がなぜか良好です(笑)

なぜか!?いったい何故なのか!?
理由は明確でした。理由は『愛すべき機種しか打っていない』という点

今となっては、わたくし監督の好きな機種と言えばパチスロコーナーにおいてはまさに「窓際族」なんですよね…
忍魂2・エウレカ2・番長2・B-MAX
などなど、ブログを読んでいる方たちはご存じかと思いますが、とにかくレンジが狭い(笑)

それなのになぜ今年に入って勝てているのか?
それには現在のスロットコーナーにおける事情が見え隠れしているようにも感じます。

 

ある店長は言いました。
「現在のAT機を仮に全台⑥にしたところでお客さんの半分は15時までに辞めちゃう可能性が高い…本当に機械の特性上、辞めちゃう人が多いんですよ…一部のAT機は確定演出など表面に見えるものがあるから粘って頂けるのですが…
本来なら新台をうまく使っていくという手法もありますが、解析出ていない機種に設定を入れたとしても設定投入を感じていただけないわけで。加えて話題機と呼べる機種も今年は特に少ないというのが現状でして…
そうなってくるとウチのお店で集客するには既存機種、特に最近他店でも見なくなりつつある機種に設定⑥を使ってお店の気持ちを伝えたいんですよ!」

 

なるほど、理にかなっている。
そのお店は現在バラエティコーナーはもちろん、機種単位でも中古機の再導入に積極的だ。

 

加えて店長は言う。
「今のうちに機種構成を整備しておかないと年末大変なことになっちゃいそうで…」

 

今年は前のコラムでも書いたとおり、新機種への期待が厳しい年と予想しているようだ。
その点、中古機というのは新台費用の数分の1、なかには数千円で買えるものまである。
ひと昔前なのであれば「中古購入なんてお金のない店がすることだ」という風潮があったが、現在ではそんなことはない。むしろ、われわれユーザーにとっては「ありがたい話」ではないだろうか?

 

さらに店長は言う
「中古機なら3日で元を取れちゃうことなんて普通ですよ。だって価格が安いんだから(笑)そのクセ、変な新台より稼動が良かったりするのだからそりゃあ設定も使えますよ!」

 

あくまである店舗の店長さんの話だからすべてを鵜呑みにしないでね。という感じなんですが、非常に良い意見だなぁと思いまして、今回のコラムの材料にさせて頂いた次第です。

 

回胴連の試合会場でもその傾向の強い店舗さんは最近増えており、昨年の10月くらいから感じていた「お店に打ちたい機種がない」というストレスは徐々に軽減してきたような気がします。たとえ、バラエティに1台でも何となく期待するというか、最近導入させたのであればワンチャンあってもおかしくないかも!と(笑)
当然、お店の設置機種バランス、これは非常に大事ですし、自分のようなマニアックな考えをしているユーザーは比率からしてみれば決して多くはないでしょう。
ただ、現状の遊技人口の大幅な低下には歯止めの効く処方かもしれません。

 

ユーザーへの負担を極力減らそうという努力や取組みをするホールが今年は特に多くなりそうだ。そのホールからの発信に強くアンテナを張る姿勢が今後の勝率を大きく左右するのかもしれないと強く思った2015年の1月。古い機種を大切にする姿勢、まさに「温故知新」ではないだろうか?