1月 30 2015
私の前職はパチンコ/パチスロ系のアプリ開発会社でした。
実機の方も少しからむ事はあったかな程度。
アプリっていうと今はスマホ、もしくはPCのサミー777タウンとかあるけど
その辺も色々かじってまして
詳しくは書けないので割愛しますけど
実機をアプリに落とし込む二次展開部門のお仕事ですね。
そこでディレクションって立場で全体の管理をする感じです。
ガラケーの頃は容量の問題で全部の演出なんてとても入らないので
機種の仕様を把握して、どこが熱い部分だから「ここを使うか!」とか
けっこう考えることは多かったんです。
昔は実機を1台ポンっと渡されて、「これアプリにして」なんて事があったり。
資料全くなし(笑)
ガラケーならそれ位でも何とかなるくらいの演出総数しか作れなかったんでね。
スマホになってその開発方法はガラリと変わりました。
基本容量が多いので、全部の演出を入れないといけないという話になり
そうなると資料がメーカーから全部揃ってないと不可能なんですよね。
実機を打って確かめるなんてレベルの演出総数ではないので。
実機のソースがもらえないとなると、どうしても実機とは違う部分は出てしまうと思います。
映像系も最近の機種はヤクモノが多いので、それも込みとなると尋常じゃないパターン数あるでしょう。
そもそも役構成からして昔の4号機なんて7種類位しかなかったのに
今の5号機は役構成が実は200種類以上とか平気であります。
見た目上は揃うラインが色々あるのですが
実際は中段1ラインな機種が多いんですよね。
もろもろ今の機種と現在のスマホの性能を考えると
ソースを丸ごと移植しないと完全再現は難しい。
ですので、バグが多いアプリはソースを全部もらってないからとも言えます。
全部渡すことが可能かどうかってのはメーカー毎に当然違います。
大手メーカーの場合は子会社がアプリを管理する場合が多いので
実機と同時リリースなどが可能なんです。
バグもほとんどないかと思います。
そうでない場合はある意味仕方ないので諦めてください←
他にパチンコ/パチスロ情報サイトなどもやってたので
メーカーに行って取材なんかもやってました。
権利関係がけっこう面倒なのはこの辺からわかるようになりましたね。
ついでにJASRAC申請なんかもやったことあるんですよねえ。
動画などで歌が流せないのはこの辺の絡みだと思うのですが
かなり見てて寂しい感じがしますよね。
そんなこんなでアプリの作り方などはなんとなくわかってきて
会社を辞めてからは個人でアプリ絡みの仕事をしています。
ちょっと宣伝しておきますね。
■パチスロ設定判別カウンター
◎アンドロイド
https://play.google.com/store/apps/details?id=dp.android.katikati
◎iPhone
https://itunes.apple.com/us/app/pachisuro-she-ding-pan-biekaunta2/id832333537?mt=8
これは主に監修という立場でやらせてもらってます。
中の立ち回りや見るべき点ってのは独自視点でけっこう書いてるので
他のメディアとは違う部分も出てるとは思いますが
設定判別に関するものだけに特化して見る感じです。
これがないと自分でもパチスロ打てません(笑)
打ってる時に隣の人が同じのを使ってると私は泣いて喜びます←