今の時代、「アニメは子供が見る物」みたいな偏見も少ないと思います。
過去には僕もそう言った偏見じみた物を持っていましたが。
むしろ今では大人が見る物でしょう、アニメとは。

今のアニメはそれ程内容がある物になっていると思います。
そしてアニメーション技術の進歩。
これも欠かせないスパイスになっていると思います。
イマドキのアニメ、ホントに綺麗です。

そこへ更に、声優の力。
これも大きなポイントかなと思います。

声優とは、言わば声の役者です。
役者が身体全てを使って演技をする所を、
声優は声のみで演技をします。

この力にはホント驚かされる事が沢山あります。
ここまでに声に力があるものかと。

僕が始めて声の力に気付いたきっかけは、
「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジ。
有名なのでご存知の方も多いかと思いますが、
シンジ役の声優さんは女性の方です。
緒方恵美さんと言う方です。

当たり前のように「碇シンジ=14歳の少年」として認識していたので、
まさか女性の方が声優をされてるとは思ってもみませんでした。
ここに注目して演技を見ますと、
ホント何処から出してるんだよ(笑)みたいな声を出す時があるんですよね。
背筋がザワザワってなりそうな程の。

この繋がりで言うと、
ワンピースのルフィ役の方も女性の方ですよね。
田中真弓さんと言います。
この方も女性の方がやっているとは思わない、
凄いパワフルな声を出す声優さんです。

こんな感じで、女性が男性役の声を当ててると言う事実が凄いカルチャーショックで、
これに気が付いた時に、声の演技その物に注目するようになりました。

声優は役者と違い、声のみで演技をします。
声のみでしか、表現する事が出来ません。
だからこの1点の力の入り方がスゴいんです。

声優さんの“声の演技”に注目してアニメを見てもらえたらなぁなんて思います。