コラムとは違うかもしれませんが
普段ブログでは書かないことを
少しだけ話していこうと思います
 

子供の頃の私はヒドく人見知りで
何かあるとすぐ泣いてしまうような
弱くて引っ込み思案な性格でした

 

母が切ってくれた前髪はいつも短く
乾燥したホッペは赤くなっていて

いつも同級生の男の子たちから
「ブス!菌が移るからコッチに来るな」
とイジめられていた記憶があります

そして、貧乏な家庭だったため
ボロい貸家で暮らしていたのですが

ファミコンが普及している時代でも
我が家だけは小さな白黒テレビ

学校指定のカバンを買えないため
みんなとは違う、変な柄の巾着袋

学校に持って行くお弁当も
その頃、女子の間で流行っていた
小さくて可愛いらしいものではなく
大きなタッパーに茶色いおかず

それが恥ずかしくて、恥ずかしくて
ずっと隠していたのを思い出します

そして、いつしか
私は貧乏でブスに生まれたから
目立ってはいけないんだ

そう思うようになり
人と接するのが苦手になりました

とにかく自分に自信がないので
いつも下を向いて、声は小さく

そんな生活が中学まで続き

貧乏な家
酔っ払って殴る父
嫌いな同級生
見て見ぬ振りの先生

そして自分

全てが嫌で泣いてばかりいました

 

けれど、それと同時に

「いつか見返してやりたい」
「いつか不幸は終わるはず」

という気持ちがあったのも確かで

死んでしまおうとか
逃げ出してしまおうとか

そんな風に考えたことは
不思議なくらい無かったんです

そして今でも
勿論コンプレックスはありますが
わりと自分が好きだったりして

そう考えると

プラス思考搭載で生まれてきて
良かったのかな( ´ ∋ ` )