こんにちわ、19renです。最近うたのプリンスさまっ にハマっています。イケメン素敵!

前回の続きです。
行きつけを作り、データを元に立ち回る私。

そんな私を監視する店。そのせめぎ合いの毎日のお話(大袈裟)。お店は常連はちゃんと常連として見ていますよね。何時頃来てどんな台に座って、いくら使ってとか、結構見られてる。こっちもそれを察知してて、変な動きをすると出禁になる可能性があるかなと思って慎重になったりとかする。

怖いよ~と思ったのは、朝から打ってて夜になり、遅番の店員さんに「どうですか今日?これ(打ってる台)、データ見たんですけど悪くないんじゃないですか?」って言われた事とか。打てる状況だったから一日突っ張ってたらこの言われよう。ちょ、どんだけ監視してるのよ(笑)? エヴァしか打たないはずの私が秘宝伝を打っていた時、「何してるんですか、これエヴァ出てこないですよ」って言われた事もありました。知ってるよ(笑)。エヴァシマから見えるところにあって、見てるうちに打ってみたくなったの!それだけだよ!

店員さんと駆け引きのような会話を楽しみつつ、そんな時に私が出す次の手が業界情報でした。(恐らく)一般人に知れても構わない事は色んな記事になって散乱していますよね。その中から自分に関係しそうだったり興味がある事を拾って店へ行き、「こうこう~こうらしいね?」とか話すと、店員さんからは「なんで知ってるんですか?」って言われたり。「いや、なんでって、ネットにありますよそのくらいの情報は」と答えるんですが、何かその、「ちょっとした事なんだけど普通お客は知らないよね?」というネタを持っていると、何かと話が盛り上がったり、更に余計な事が聞けたりしてました(笑)。展示会の帰りにわざと寄るのも効果的(何がだよ(笑))。パチエヴァ7の時は、店長に「コレ、行ってきました」と紙袋を見せたら「ねぇ、本当は業界の人なんじゃないですか?何か隠してますよね?」って言われたり、先日のエヴァ9の展示会の後は「そんで何ボックス入れるの?」とか偉そうに言ったりしてました。パチンコとスロット併設のお店は考え方も違うので、チラチラと話を聞くと面白いですね。

まぁそんな風に、明らか監視されてるというのがわかるとこっちもナメられたくないなと思うようになり、私のお店観察は更に細かいところまで及ぶのでした。店員さんの役職、相関関係、どの機種の担当なのか、誰はどこまで知っているのか。会社の四季報を見て経営状況、財務情報を把握、就職という視点から見た会社評価など、もう、パチ屋としては全然見なくなっていきました。

パチ屋といっても企業なんですよね。そこには達成すべき目標がある。成長するための戦略があり計画がある。それで、ふっと考えてみるんです、自分自身が勤務している会社でいつもやってる定例ミーティングの事を。部門間のミーティングでは、営業、マーケといった各部署の人間も来て、それぞれからの報告やシェアすべき情報の交換がある。それを部署に持ち帰り、一般社員にシェアして周知徹底させる。”for your eyes only”な情報は末端へはオフレコだったり。まぁ、大なり小なり、同じような事はやってるかなというのは簡単に想像出来ます。

さてそれを、日々の営業に当てはめて考えてみます。今日はどの機種に設定使うのかな? 1台くらい⑥があるのかな?それともニブイチとか? そのニブイチには何が含まれるの? ④⑤⑥? ⑤⑥? 設定を使うのはこの機種だけなのか、それとも他にもあるのか。自分が触った台の設定だけを考えるのではなく、シマで考えてみる、機種(機械割)で考えてみる、レートで考えてみる…などなど。なんとなく「設定あったらいいな」と思うのではなく、企業が売り上げを立てるための方策はどのようなものか…などと具体的に考え始めると、逆に、過度な期待はしなくなるんですよね。例として一日だけを切り取ってみましたが、「店の売り上げ」は日々の積み重ねであり、週であり、月であり年なので。

他には、朝、機種示唆があればそこへ座りたいと思うけど、店は何故その機種を選択しているのか?と私はよく考えます。 一日の稼働数がどれくらいと予想して、これくらい還元してくれるんじゃないかなとか。回胴連の試合で強い機種はその週のお題である事が多いですね。もしそれらに全があるとすれば、他の配分はどうなのか。メリハリなのか中間なのか。こういう事を考え始めると、ワクワクします。自分がツモれなくても、出ている台を見るとニヤニヤしますね。

自分の行きつけの示唆って何だっけ?と理由を考えてみたら、近隣店も同じ機種を推してたとか、近隣店がAという機種だからこっちはBという機種なのかなとか。そのお店の事を考える先には、今度は近隣競合店の存在が浮かんできます。パチンコ・スロットの遊技人口は減り続けている事もあって、各店舗あの手この手を使って必死なんだなぁと感じる事もよくあります。一番は「出玉」=「設定を使う」事だと思いますが、それはお客目線だからそう思うだけであって、企業側から考えた時には全く違うところを目標にしていたりするかもしれません。

客も賢くならないといけない。昔の私のように、ただぼーっと盤面を眺めているだけでいいという人もいるかもしれませんが、でもやっぱり、座ったからには当たるところを見たい。そして出来る事なら勝ちたい。もしそう思うなら、「機械」の事だけを見ていてはいけないんだと、それが私がこれまで考え続けてきた結論なのかなと思います。

今日話題に出た記事:設定がない台を打つという事(2)
http://ameblo.jp/19ren/entry-11793805186.html
常連という言葉、私は好きです。