今年もマイペースで続けられたらと思います(とか言ったらSさんに怒られそう…)。
お付き合いのほど、よろしくお願いします。昨年末にエヴァ魂が入ったことで、
ジャグラーばかりだった稼働がエヴァばかりになりました。打てば打つほど、昔の魂(の軌跡)
を思い出してノスタルジーに浸りつつ毎回ウットリしています。
そのエヴァがリリースされた直後の雑誌に、一つの設定判別ネタが載りました。「単独黄7BIGは設定④以上?」と書かれていたことです。きっと皆さんも目にしたことと思います。
雑誌が書くと各種まとめサイトが更新します。いつもほぼ同時ですね。打ち手は雑誌を買わなくても、ネットで検索すれば情報が見つかる事を知っています。そしていつしかそれが正しい事として人づてに伝わり、多くの人がそう思い込んでしまいます。
エヴァ魂のDDTをするなら、右→左→中、の逆ハサミ。右リールを停めた時にBARが枠下へ一つずれると、外れ目。それで演出が起こったなら単独確定です。これで黄色BIGを引いて、はい「単独黄7」の出来上がり。
え、こんなに簡単なの? と、私の周りでも話題になりました。私が一日に2回引いた時、友人がとても胡散臭そうに「それってそんなに簡単に引けるものなんですか?」と。私は、「いや、ほんとだって!本当に引いたって!」と何故か一生懸命言い訳。「何か見落としてないですか?」と聞かれると、「い、いや……たた単独だったような気が…」とか、自分で不安になったりする始末。それは自分でも、「こんなに簡単に出るの?」と少なからず思ったからなんですよね。
エヴァ魂のボーナス内訳は、黄色BIGだけ、ほんの少し確率が低く出来ています。青と赤は同じ確率だけど、黄色はそれよりも少し「引けにくい」仕様です。つまり、引けにくい色をたくさん引くという事は、それだけ設定に期待が持てると言えるでしょうか。
歴代のスロエヴァから考えても、ボーナスの色によって設定差があると思うのは当然。今回もそれぞれの色に役割はあるのだろうと思っていました。まぁそれはいいです、判別要素が多いのがスロエヴァの特徴だから。(真実の単独紫とか懐かしい!)
しかしその後です。もう皆さんも知っての通り、「単独黄7はロングフリーズの時だけ」という事が追加情報として出てしまいました。
これってどういう事なんでしょう。それまで全国の色々なところで報告された単独黄7は、ぬか喜び…?
まぁ、出すぎだよねって事は仲間内でも話していた事だし、④以上っていうか④確じゃないの?と思っていたところもあったので、そう言われたら「はいそうですか」という感じ。
昔は新機種がリリースされると攻略誌というものが出版されていました。まず、超速解析というのが出て、しばらくすると詳細解析が出ていました。雑誌の数ページ程度の情報ではなく、それぞれ一冊の書籍として出ていたんですよね。
それがいつしか作られなくなりました。エヴァで言うと生命からなくなりました。私が生命の実機を買ったのは、攻略誌が出ないなら自分で確かめようと思ったからでした。設定を変えて数値を取りまくった事は、実戦でだいぶ役に立ったし、寧ろ、自分が実機で出した値しか信じなくなりました。
攻略誌のみならず、紙媒体は段々売れなくなっていて、その役目はネットに移行しつつある。スマホで調べれば出てこない情報はないくらい。だけど、その情報は本当のものなんでしょうか。どれくらい正しいものなんでしょうか。
設定を入れないと打ってもらえないノーマルタイプは、情報が出れば出るほど、店は使いづらくなるのかもしれません。だからわざと情報を小出しにしているのかな、と思います。
エヴァART(先代の、黒歴史のやつ)が出た直後に、マイホの店員さんが教えてくれたんです。「今回の情報は小出しにするみたいです」と。稼働を見ながら情報を出していく、という方法を取るらしいと聞いた時、当時画期的だったマップシステムの理解をどうすればいいのか、私に看破出来るのか?と、ものすごく悩んだ事を覚えています。
エヴァARTは斬新で難解なシステムだったためか、エヴァ=ノーマル、だった客層がついて来れなかった事もあり、寿命短く終わりました。更に、稼働を見ながら情報を…という事が裏目に出た例だったかなと思います。後になって、実はジャックポット込みの機械割だったという発表も大ダメージでしたね。
最近は何かにつけ、打ち手はその「根拠」を探したがります。④⑤⑥確とか、⑥確とか。ほとんどの情報が正しいものなのかもしれません。でも、足りない情報も確実に存在します。
情報が色々な場所にあって、自分たちでそれを探す。まとめサイトはたくさんあるけど、載っている事が少し違う時もありますよね。今、圧倒的に支持されているのはスロマガのサイトかもしれません。しかし、何が、どこに書いてある事が本当かは、しっかりと自分で打って経験を積んで、その上で判断した方が良いなと思う今日この頃です。