生涯収支はマイナスだ。

なんどかブログでも書いているが、そもそもいくら負けているのか全ての収支までは残してないのでわからない。

この際一生マイナスでいいと思っている。


ブログを始める数年前までは好きな機種を適当に満足するまで打っていたし、勝った時はノートに書いたりしていたが、何回か負けたら書かなくなったりしていた。

今から思えば、ここまでなら負けても生活はできると無意識に思っていたのが勝てない要因の一つだったのかもしれない。

たくさん出たら面白いし、ついついまた出るんじゃないかと期待していたし。

これがスロの中毒性の一つなんだろうなぁ



2月前半(書いているのは2月16日)のように出せない時期を長く過ごすと当時のことを思い出したりする。

で、もう出せないんじゃないかと不安になったりもする。

野球選手がヒットを打てなくなるとこのまま打てないんじゃないかと思うのと似ている?

いや、実はちょっと違う。
目に見える期待値の台を数を重ねていけば、理論上はマイナスにはなりにくい。

野球選手はなぜ打てているのかを完全に理論解析することは難しい

しかし、スロはなぜ勝てているのかが明白だ。

①正六面体のサイコロを1回100円で振る。
1以外なら0円。
1が出たら610円もらえるとしたら、振れば振るほどプラスになる。

制限時間ぎりぎりまで振りまくろう。


②仮に1が出たときの報酬が590円だとしても、1以外が9回連続して出たら10回目は必ず1扱いにしてもらえるとしたら、5連続1以外が出ている状態で参加したら必ずプラスになる。

1が出るなり、10回目で1扱いにしてもらったら即精算すればいい。

要は、どちらかの状態の台に座ってしかるべきタイミングで止めるだけのことだ。

そりゃ①みたいな「設定」だと胴元側はもたない。

だからといって②みたいな「設定」ばかりだと誰も遊びに来てくれない。

実戦では、もっと複雑なシステムについていくことと、見た目ではわからない①の状態を予想して見極めていくことでできるだけ単純にしていく。

だからなんやねんという話だが、構造的に理解すればずぶずぶと無策に沈んでいくことはなくなる。

すべてのホールにこの構造を大きく書いたポスターを1メートルおきに貼りつける。

全機種に一定時間ごとにこのことを示す表示を出させる。

液晶でもよし、液晶非搭載ならパネルに常時表示しておくでもよし。

もしもプレイヤー全員がこれを理解して「遊べば」子どもの身体に危険が及ぶような放置は激減するかもしれないと思ったりする。

もちろん、ここに蓋をしても別の蓋が開くかもしれない

あるいは開いた方向に射幸心は向かうのかもしれないので万事解決などとはそりゃ、全く思わない。




悲しい事件を見るたびにものすごく心が痛む。

かつて無策に負けを繰り返していたことがあるだけに、まだまだ生涯収支はマイナスなだけに
一概にバカモノと罵るだけでは気持ち治まらずコラムにさせていただいた。