高齢化に歯止めがかからない日本。
中でも認知症の老人にはかなり手を焼いている世の中。
ふとニュースを見れば、認知症の老人絡みの事件も多いような。

認知症は当事者よりも周りの人間の方が辛いわけで、介護に疲れて過ちを犯す人も出てきている現状。

アタクシも、祖母が現在、認知症で会話もまともに出来ない、たちの悪い赤ん坊の様になっているので、介護をしている母を見ているだけでも本当に辛くなります。

これがもし自分だったら…
親や嫁がボケてしまったらどうしょう…

答えは意外と簡単でした。
ツッコムしかないんです。
そうしないとせっかくのボケが活きてきませんから。
そして真面目な話自分のボケ防止にも繋がります。

と言いますのは、初めのうちは多少のボケであればすぐにツッコミを入れる事は容易だと思います。
しかし認知症が進行するにつれてそのボケは荒々しくなり、いずれ全く予測の出来ない領域のボケをしてくるわけです。

やはりツッコミはタイミングも大事ですから、瞬時に正確無比なツッコミを入れなければなりません。
これは判断力、思考力、瞬発力をフルに使い、常に緊張感を持っていなければ難儀するでしょうから。

なんてセンシティブな生活でしょうか。

ただこれだけハードに脳を使い続ければボケを防止できるはずです。

そもそも認知症というのは、脳を使わないとか、脳に刺激がない、そんな生活を送ってる人に多いのです。

そういうことであればと、よくよく考えてみますと、パチンコ屋には認知症と思われる老人は見かけません。
かなりお歳を召されてる方でもボケていると感じることはまずありません。

まぁ認知症の人はパチンコ屋に来ないんでしょうけども。

でもアタクシの予測ではありますが、パチンコの刺激が老人達のボケを防止しているのではないかと考えております。

これ、どっかの大学なんかで研究したら面白そうなんですけどね。
そして、「パチンコが認知症の予防になる」とかって発表されたりして。

老人達も、それなら、とかって行く人増えたりして。

世間もパチンコに対しての見方も変わっちゃったりして。

これを受けて、規制緩和にも乗り出しちゃったりして。

そうすっと客が増えて、利益のあるホールはドンドン還元してくれたりして。

もう業界が凄い盛り上がりを見せるわけですよ。

でも1つ問題が発生するんです。
「慣れ」によって脳が刺激を感じづらくなってしまうんです。
すると当然、ボケ防止にもならなくなり、メーカーも焦ってドンドン刺激的な台を作らなきゃってなるわけです。
「慣れ」を超えなきゃなりませんから。

もう、ハンドルや筐体上部から出る風の風圧をガンガン上げたりして。
ご老体は耐えきれず、肩が脱臼しちゃったりして。

サプライズボタンも超巨大にして、小さなご老体のアゴをはね飛ばしちゃったりして。

バイブレーションなんかも凄まじい勢いになっちゃって、脆くなったご老体の歯が振動で全部抜け落ちちゃったりして。

そして、ボロボロになったご老体がパチンコ屋から這い出てきて、「ボケる方がマシかな」とか言ってね。

そうやって考えるとみんなバカだなぁ。