3月 22 2016
機械割狂想曲
今のご時世、ホール特日に真っ先に埋まるのは絆・まどマギ・転生。
こんな光景が常態化してますね。
中でも絆が1番人気ですかね。
抽選で悪い番号引いた人が「絆無理だ。終わった。」と言ってるのを何度か耳にした事もあるくらいです。
ホールの善し悪しを見極めるにしても、特日に絆が死んでる店はどうしても不安が先行してしまう。
絆がもてはやされる理由の1つは間違いなく機械割でしょう。
5号機の機械割上限値、119%(公称)。
ゲーム性が面白いのは間違いないですよ?
設定推測要素も沢山あるし(沢山あり過ぎて考え出したら混乱するくらい)、快感中枢をダイレクトに刺激するサウンドも非常に良いと思います。
機械割の高さから来る期待感とゲーム性の面白さが上手いこと絡み合った稀有な台なのは間違いないけども、機械割が113%だったらここまで人気が出たかというと否だと思います。
機械割119%だから設定6を打てば勝てるのかというと、これも否だと思います。
もちろん設定1よりは勝つ可能性が高いのは間違いないですけど。
そもそも機械割ってのは保通協の型式試験で何十万ゲームと試行した上で弾き出されるものな訳で。
毎回設定6だけを打ち続けたとして、収束しきるかも怪しい代物です。
ゴリゴリに立ち回ってる人達は収束目指して闘ってる訳だし、機械割を否定すると設定って概念そのものを否定することにも繋がりかねないんですけどね・・・
ただ個人的には、打つ理由が「機械割が高いから」ってのはどうにもしっくり来ないんですよね。
「作業感」とでも言いましょうか。
パチスロは勝たなきゃ面白くない訳だし、機械割が高い方が勝つ可能性が高い。即ち面白くなる可能性が高いってことなんでしょうけどね。
機械割じゃあドキドキ出来ないんですよ。
パチスロはドキドキを楽しむもんだと思ってるわたくしから見ると、台選びの基準が機械割って現状はどうにも「踊らされてる感」を強く感じるんですよね。
お金入れるのも、レバー叩くのも自分なんだし。
与えられた数値情報に踊らされるより、自分がドキドキ出来る部分を見つけて踊った方が楽しいと思うんですけどねぇ。