フーリン

フーリン「【こんなの初めて】と言ってみたい」

 

 

いわゆる似て非なる物というのは世の中に沢山ある。

一口に似て非なる物と言っても加藤あいと阿藤快の様に字面が似てるだけのものもあれば、純愛と泥沼不倫の様にヤってる事は同じでも中身の意味合いがガラリと変わる物まで様々だ。

パチンコ・パチスロで人気の続編が出ると、「あんなのは◯◯じゃねぇ」と言った具合の批判を目にすることは良くある。

批判者からすれば似て非なる物ということだろう。

取り分け新しいゲーム性を組み込んだ台への風当たりは強い。

逆に旧機種のゲーム性を上手に踏襲した機種はすんなり受け入れられる。

最近で言えばバジリスク絆2。

ご存知、近代パチスロの歴史に名を残す絆の後継機。

ネームバリューと試打動画などを踏まえた前評判で競争率が高くSNS上でも導入から書き込みを見ない日はないが、評価は概ね良好の様だ。

「絆2はまんま絆である」

こういう言葉をよく目にする。

5号機でヒットした機種の続編が5.5号機、5.9号機そして6号機として世に出ると、どうしたって出玉力では劣ってしまう。

5.5なら純増枚数で、5.9号機と6号機なら有利区間やリミッター。
これらの変化でどうしても5号機の様な一撃性を持てないからだ。

そうした中で「まんま◯◯」という好意的な評価を得られる機種が6号機登場から約1年半で出てきた。

打ち手が有利区間やリミッターに慣れ始めてきたという事や5号機撤去が進んでいるということもあるだろうが、それとは別でパチスロ開発者の中にはやはり天才がいるのだろう。

このコラムで過去に号機や規制が変わるタイミングで書かせてもらった文言があるが、再び使わせてもらおう。

「終わった」という話が出て、終わった試しがない。

6号機のゲーム性に対して「まんま◯◯」という評価が増えるのは良いことだし、そういう評価が出てくる内は「終わる」ことはないのだろう。

同時に「こんなの初めて」という全く新しいゲーム性もどんどん増えて欲しいと思う。
新台を打つ時、どうしても似た様なゲーム性を持つ機種が頭に浮かんでしまう。

人生で言われた記憶がほとんど無い「こんなの初めて」。
言われることが無いのであれば、せめて言う側に回りたいものです。

 

 

フーリン「腕力と書いて【かいなぢから】と読む」

 

 

6号機が世に出て1年と少し。

どんな機種もグラフで設定6が丸わかりになり、5以下の設定の価値がどんどん下落している様に感じる。
周囲の声を聞くと、こと設定4の価値観が大幅下落だ。

世の打ち手は設定456確では喜ばず、6でないと判断すると辞めてしまう。
「時間がもったいない」とまで言われてしまう始末。

非常にもったいないと思う話だと思う。

個人的にはパチスロで重要なのは戦場とする店、次に腕力と自分を納得させるメンタル、最後に設定が来る。

1でも抽選が良い方に転べばメダルは出るし、6でも悪い方を引き続ければいつまで経ってもメダルは出ない。

自分の意思で抽選結果を良くできればそれに越したことはないが、それが出来るくらいなら今頃Twitterでお年玉をバラまいてる。

自分の思った通りにいかず、ダメだった時に設定のせいにするのはどうにも格好が悪い。
逆にダメだった時に自分の打ち方を省みて納得できる方が格好が良い。

負けた時にスカした態度で虚勢を張れという訳ではなく、後悔しない様に立ち回ろうという意味だ。

設定が勝ち負けに起因するのは当然だが、負けた要因が「6ではない」というのであれば自分は6じゃなきゃ何打っても勝てませんと白旗を上げている様なものだ。

設定6が打てるのであればそれに越したことはないが世界で一番多い設定は1、一番少ない設定は6という大原則は変わらない。

負けたとしても自分なりに納得ができる。

結局のところパチスロは腕力とメンタルの競技なのではと思う。

 

 

フーリン「情弱を嘆くべからず」

 

 

古来より社会では情報に強い者と弱い者がいる。

Twitterにはリツイートするだけで100万貰えるチャンスが転がっている事を知る者と知らない者。

学生でもエロ本が買える本屋を知る者と河原に捨てられたエロ本を探すしか入手方法を知らない者。

美味い味噌ラーメンを出す店を知る者と味噌汁に麺をブッ込んだ様なラーメンを出す店しか知らない者。

パチスロの仕組みに詳しい者とそれ程詳しくない者。

基本的に世の中は情報強者が得をする傾向にある。

解析を知らないで前兆状態や期待度の高い状態でヤメられる台は以前からホールで目にしたが、有利区間の登場でその頻度はさらに増えたように思える。

今の世の中で情報を得るためのベターなツールはネットとSNSだが、これらに苦手意識のあるユーザーは情報面で遅れをとってしまう。

時折、この情報格差に対して不公平だという声を耳にする事がある。
特に情報を得る為に金銭が必要となる場合に「金のある奴が有利じゃねぇか」というニュアンスの声をよく聞く。

筆者としては個々人で代価の大きさは異なるのだから、得られる代価に差があって当然だと思う。

世の中は基本的に不公平なのだから情報量の差に不満を漏らしても仕方がない。

各々が支払える代価の範囲で得た情報で自分なりの楽しみ方を見つける方がパチスロも人生も楽しいのではないだろうか。

要は気の持ちようなのである。

余談だが、このコラムを書いている最中に筆者がしゃぶしゃぶに誘っても取り付く島もなかった女性から「男子とご飯に行くので鍋の美味い店を知りたい」とラインが飛んできた。

繰り返し言おう。

世の中は不公平である。

 

 

フーリン「2020年は分水嶺の年」

 

 

あけましておめでとうございます。

このコラムが掲載される頃には世間も正月休みが明けているであろう今日この頃。
今年も下手の横好きコラムを何卒よろしくお願いします。

年末年始は改めて学んだ事の多い数日間だった。

女性からの社交辞令を真に受けるとメンタルがヤられる。
元旦と呼ぶのは1月1日の朝だけ。
クリスマス時期のタカラトミーは鬼畜。
人毛は燃やすと臭い。
万枚出すと肩がバッキバキになる。
揚げパスタは美味。

年末年始の10日間でもこれだけの事を学べた。

人間歳を取ると生活に新鮮味が無くなり、1年の経過が早く感じるというが世の中というのは思った以上に新鮮味が溢れているという事だろう。

5号機の撤去が本格化し、6号機メインになるであろう2020年。

名機と呼ばれた機種が続々と撤去になる中で6号機はどんな新鮮味を与えてくれるのだろうか。

新しい物が世の出るとどうしても過去の良い物と比較してしまいがちだが、過去に戻れない以上これから世に出る新しい物を学び楽しめるか否かで人生の潤いが違ってくるのではと思う。

パチスロが楽しいと思えるか否かは勝ち負けもさることながら、結局は新しいものを受け入れて楽しめるかどうかにかかっている気がしてならない。

そう考えると本格的に5号機が無くなる2020年は打ち手にとっても分水嶺となる年なのかもしれない。

そんな事を考えながら、筆者はホールで6枚目の1万円札に手をかける。
収支がマイナスのまま終わるか、ここから3000枚をまくるのか。

頑張れ俺。
ここがお前の分水嶺だ。

 

 

フーリン「気付けば3年と10ヶ月」

 

 

下手の横好きで回胴連ホームページにコラムを載せてもらい始めてから3年と10ヶ月。

毎月2本投稿したとして合計92本。
飽き性な自分が良く続いたなと思う。

2019年は仕事の形式を変えたこともあって回胴連の試合にほとんど参加できていないので、ある意味で回胴連との数少ないつながりがこのコラム。

毎年同じことを言っている気がするが、戦力外通告されない限りは書き続けていこうと思っている。

そもそもプロの文筆業でもないので戦力というレベルにすら至っていないと思うが、シンプルに書くことが好きなので場所を提供してもらってるのはありがたい事だ。

そもそも読んでいただいているかどうか怪しいもんだが、試合やオフ会で「読んでるよ」と声をかけていただけると筆者としてはとても嬉しい。
良い指摘も悪い指摘も相手にされているというのは嬉しいものだ。

このコラムがホームページに掲載される頃には回胴連の忘年会まで後何日、2019年は後何日とカウントダウンされている時期だろう。

5号機が本格的に減っていくであろう2020年。
コラムでも6号機の話題が増える事になると思うが、来年も下手の横好きコラムを読んで頂けたら幸いです。

この場を借りて、2019年のご挨拶に代えさせて頂きます。

 

 

フーリン「サヨナラ名機達」

 

 

気付けば2019年も最後の月。

親戚に対するクリスマスプレゼントとお年玉で鬼のようにお金が消えて無くなる月が今年もやってきた。

去年までと違うのは5号機時代を彩った名機がいっせいにホールから消える。

一足早く10月に名機中の名機である初代まどかマギカが撤去され、12月にはハーデス・絆・月下雷鳴が消えて無くなる。
関西圏はもう少し先まで設置できるということだが、筆者が主戦場にしている東日本は12月がリミットだ。

どこのホールでも当たり前の様に大量設置されてきたハーデスや絆が消えるのは大きい。
大量設置の代名詞の様な機種が消えるわけだから、どのホールもシマ景色がガラリと変わるだろう。

ポッカリ開いた大きなスペースにどんな機種を入れるのか、今まで似たり寄ったりだったホールの景色が少し変わるのではないかと個人的には楽しみでもある。

筆者的には是非番長3を復権させて欲しい。

大都の大量設置というと現在はRe:ゼロのイメージだが119%のペイアウトや対決の自力感、設定5の爆発力は6号機では中々出せない魅力だと思う。

6号機のジャグラーが検定を通過した話も聞くのでいよいよ本格的にホールが6号機に染まっていく傾向にあるが、5.5号機の名機でまだまだ設置できる機種は大事に使ってもらいたい。

番長2と北斗救世主がホールから消えた時、これほどの名機はもう出ないのでは無かろうかと言われていた時期があるが、しばらくしてまどか・絆が名機としてホールに君臨した。
更にしばらくしてから番長3が多く設置されたが、まどかや絆に並んだかと言われれば微妙だった。

ライバルが消える今、番長3がメイン機種の座に付くのが個人的には1番しっくりくるが年末年始の関東のホールはどんな景色になるのだろうか。

 

 

 

 

フーリン「人でなしとコンプライアンス」

 

 

パチンコ・パチスロ動画のテーマとして圧倒的に多いのは言うまでもなく実践動画だ。
ショールームでの新台実践も含めると9割9分は実践動画ということになるだろう。

その中でさらに解説動画と企画動画という形に分類されている。

解説動画は文字通り、実践挙動から設定推測などを解説していく動画。
企画動画はノリ打ちの権利や視聴者プレゼントなどの企画を実践結果と結びつけるものが多い。

解説動画は勉強になるし企画動画も楽しく見せてもらうことが多いのだが、個人的にはもう少し演者に厳しい動画というものも見てみたいと思う事がある。

楽しそうにパチスロを打つ映像というものは見ていて楽しいものだが、人間の途方に暮れた顔や本気で戸惑ったり困ったりする表情も面白いものだ。

いわゆるドッキリやネガティヴサプライズを仕掛けた際の演者がどういう表情になるのかには非常に興味がある。
カメラを忘れてガチ切れするのか、呆けてしまうのか、ただ笑うしかないのか。

普通に勝った負けたで収支発表や視聴者プレゼントの有無を発表するのとは違った面白味が出てくるのではないだろうか。

ここで憂慮されるのは映像を企画するいわゆるディレクターと呼ばれるポジションに人でなしを配置しなければならない事だ。
真面目な人が企画すれば何処かしらに真面目さが匂ってしまう。
本気で演者に厳しく出来る人でなしな人材が必要になる。

もう一つの憂慮はコンプライアンス。
近年は特にコンプライアンスに関する意識が高まっている。

例えば、演者には低貸実践と伝えておいて5000円負けた場合、負け分を20スロ換算して不足分の15000円を徴収するとエンディングで発表という企画があったとする。
演者は良いリアクションをするかもしれないが、現金のやり取りという事でコンプライアンスを指摘されるかもしれない。

普通と違った動画を作るために人でなしディレクターは必要だが、線引きを間違えるとコンプライアンス違反と突っ込まれる。

人でなしとコンプライアンス。
対極に存在する要素をバランスよく使いこなせる天才が現れれば、パチスロ動画はもっと面白くなるのではないだろうか。

 

 

フーリン「小数点に囚われるな」

 

 

パチスロで6.1号機なるものの話が出てきた。

液晶リール復活やベースが落ちるだのなんだのと一部で話題になってるが、今回の話に関しては歓迎する声が目立つ様に感じる。

パチスロの規制関係の話でポジティブなリアクションが見えるのは久しぶりじゃなかろうか。

歓迎ムードに冷や水をブッかけるつもりはないが、筆者は過度な期待は禁物だと思っている。
期待感が大きければ大きいほど落胆も大きくなる。

そもそも今の6号機がダメダメかというとそうでもない。
立て続けに新台を出しているオリンピアの台は完成度が高いし、未だに根強く動いているRe:ゼロもある。

6.1号機が市場に現れた時、期待感とのギャップで落胆してしまうよりは6号機なのか6.1号機なのか、それこそ5.9号機なのかすら気にせず楽しめればそれで良いと思う。

 

 

フーリン「台風とパチスロ」

 

 

9月、10月と立て続けに猛烈な台風が関東に上陸し各地に甚大な被害を叩き出した。

ありとあらゆる施設が営業短縮や休業を実施し、テレビでは「命を守る行動を」という単語が飛び交った。

そんな中SNS上では来店実践をするパチスロ演者への批判が目に入った。
「不謹慎だ」「こんな時に客の外出を誘引するのか」などといったものだが、どうにも違和感がある。

断世の中、簡単に断ることのできないものというのは多い。
関係者の人数が増えれば増えるほど難易度は上がっていく。

簡単に第三者が「こんな時に・・・」というのはちょっと行き過ぎなように思う。

台風の時に粛々としていなければならないというのであればテレビ局がバラエティを流していることに対しても「不謹慎だ」との声を上げる必要が出てきてしまう。

批判しやすいところをいっせーので批判するのではなく、もう少し寛容になれる世の中の方がどう考えても過ごしやすいのではないかなぁと思う。

 

 

フーリン「延期になってもいつかは終わる」

 

 

夏を境に5号機の名機が次々とホールから姿を消している。

10月には名機中の名機である初代まどかマギカも撤去となる。

検定が切れれば当然撤去となるが、それとは別に業界の自主規制によって高射幸性機設置比率を落とすという方針であった。

ところが、この方針がひっくり返った。

6号機の検定適合率が20%台で供給が間に合わず、自主規制施行後のホール負担が大きくなる見通しというのが理由の一つにあるようだが、これには賛否両論ある。
自主規制に備えて早々に高射幸性機を撤去し始めていたホールからすれば損しかない、ギリギリまで設置していたホールの粘り得じゃないかという声もあるし、打てる時期が伸びたことを素直に喜んでる声もある。

個人的には問題を先送りにしたという感想だ。
最後には撤去して少なからずホール側に負担が発生するのであれば早い段階で撤去してしまってホールも打ち手も気持ちを6号機にシフトさせたほうが良いのではと思っている。

あくまでも延期になっただけであって、いつかは終わることが目に見えてる機種にしがみ付くよりも、これから出てくる6号機の運用を工夫してもらいたいというのが率直な感想だ。

早々の撤去で損をしたと思っている店舗さんがあるのであれば、粘って設置してるホールよりも新時代に素早く対応出来るというアドバンテージを得たと思って楽しい6号機ホールを作っていただきたい。

 

 

フーリン「有料と無料」

 

 

先日、YouTubeのプレミアム会員に登録した。
登録すると動画内の広告が消え、ダウンロードが容易になり画質が上がる。

聞いただけでは良さがピンとこなかったが実際登録してみると広告がないというのは実に快適だ。
お試しのつもりだったが今後もプレミアムを継続していくだろう。
月額1500円と中々のボリュームだが、1日あたり50円と考えれば充分コスパは良い。

パチスロ動画にも有料と無料があり、10年以上の歴史を持つ老舗動画サイトがプレミアム会員枠を作った時は賛否両論あったのを覚えている。

その老舗サイトも人気番組はプレミアム枠のものが多く、そこに不満を持つ層も居るそうだ。

YouTubeにパチスロ関連のチャンネルが増えたこともあり元々無料だったものが有料になる事へ抵抗が強いのもわかる。

しかし、改めて考えてみて欲しい。
無料というのはかなり破格の待遇である。
無料ということは運営からのサービスだ。

サービスが無くなって通常どおり代金が発生すると言うのは普通にあり得る。

何かを得るためには代価が発生する。
要は有料が普通で無料が異常なのではなかろうか。

世界規模で展開しているYouTubeクラスになれば広告収入が大きいので無料提供もできるだろうが、国内にとどまるサービスで無料というのがそもそも破格だったのではと思う事がある。

見たい動画があるのであれば買う。
もちろん無料である事に越したことはないし、金額が見合わないと不満を持つ人もいるだろうがパチンコ・パチスロで1日数万円使う事もある層が月額1000円に不満を漏らすのは不思議な感覚だなと思う。

 

 

フーリン「消費税10%」

 

 

10月から消費税が10%になる。

何度も引き伸ばしがあったがいよいよ増税だ。
個人的には10%になると1円玉の立ち位置がどうなるのかが気になるところだが、パチンコ・パチスロへの影響はどうなるのだろう?

数年前、消費税が8%になった時はメダル貸出が1000円47枚になったり交換所で手数料が発生したりと様々な動きがあった。

増税分で設定状況が悪化するという声も聞いた。
実際設定状況に影響したのかはわからないが、現金が絡む遊技である以上こういう不安は出てくるものだ。

そこに来て今回の増税は軽減税率やらポイント還元やらややこしい制度が付いて回る。

フランチャイズ店や個人商店だとポイント還元があるだの、テイクアウトだと税率が据え置きだのと最早クイズみたいな状況だ。

パチンコ屋に軽減税率が適用されるということはまず有り得ないだろうが、パチンコ屋併設の食堂はどうなるのだろうか。
景品の駄菓子はともかく、地方の大型店で店舗内で別屋号で運営してる食堂は個人商店扱いなのだろうか。

都内で併設の食堂を利用することはあまりないのだが、地方のホール併設店の中には常軌を逸した美味さの食堂もあるので個人的には気になるところである。

貸玉にしろ設定状況にしろ食堂にしろ、税率が変わると色々と変わるものもあるだろう。

5号機消滅イヤーである今年、ホールに起こる変化がネガティヴなものだらけにならない事を個人的には願う。

 

 

フーリン「大は小を兼ねるが大き過ぎもまた厄介」

 

 

「びっくりパチンコ」という名称をご存知だろうか?
数年前まで京楽パチンコの機種名に付けられていた名称だ。

まだ画面一杯に出現する役物というのが少ない時代、美空ひばりの衣装や999の鉄郎、矢吹丈の巨大な役物が激アツや大当たりの演出として使用されていた。

現在の役物と比べれば正直チープな作りで矢吹丈も哲郎もペラッペラのプラスチックだったのだが、狭いパチンコ筐体の内側に通常時は液晶演出の邪魔にならない様にしっかりと収納されていた。

現在の役物は作りも豪華になり迫力も増したが、その分筐体が巨大になった。
派手な役物になった分、今までの筐体には収まりがつかなくなったのだろう。

サンセイと京楽が最たる例で、座った状態ではデータカウンターが見れない。

上下左右に筐体がハミ出してる分、パーソナルスペースの確保は出来るが筆者はどうにも巨大筐体には苦手意識がある。
牙狼が顔を筐体上部に収納する様になってから数回頭をぶつけたという嫌な思い出もさることながら、圧迫感が苦手だ。

そんな中巨大筐体の煽りがパチスロにも波及してきた。

最近山佐がリリースした鉄拳。
こちらは液晶が筐体からハミ出した。

すでに京楽が筐体脇に馬鹿デカイレバーを搭載しているし、フェアリーテイルでは液晶がせり上がる作りになっているが3枚組液晶は初めてではなかろうか。

偏った印象かもしれないが、パチスロで筐体が大きかったり役モノが派手な機種が大ヒットした試しが無いように思う。

今後どういう筐体が出てくるかはわからないが、できる事なら筐体よりも内部システムが秀逸な台を沢山出してほしい。

 

 

フーリン「エクストラ設定」

 

 

5年程前リリースされたドリームジャンボというパチスロ機がある。
いわゆるエクストラ設定として設定Jが搭載されていた。
ハナビ通の設定H、サザンやバンバンクロスの設定CやC+といったエクストラ設定の走りの様な機種がドリームジャンボだ。

設定6が最もペイアウトが高いというのがパチスロの基本ではあるが、エクストラ設定は設定6を上回る性能を持ち挙動で丸わかりになるものが多い。

こうなると打ち手は当然エクストラ設定を狙う。
エクストラでないと判断すれば辞めてしまう。

こうなるとエクストラを使ってない店でこれらの機種はロクに動かず撤去か低レートに移動という末路を辿ってしまう。

これは非常にもったいないと思う。

エクストラ設定搭載機種はペイアウトが100%を超える事はあっても大爆発はしにくい。
100%超えも完全攻略した場合の話なので現実にはなかなか難しい。

素人考えだが、ホール側はそこまでエクストラ設定を怖がる必要はないのではなかろうか。

サザンアイズが稼働していた時期に設定Cを毎日使ってるホールが優良店扱いされていたのを目にしたことがある。
ホールの細かい利益計算わからないが、そうそう100%超えない且つみんながその設定を目当てにしているのであればもっと使ってもいいのではなかろうか。

それで優良店扱いを受けて集客が増えれば儲けものだと思うのだが、実際どうなのだろう?
中にはエクストラ設定を使っても動かない、それなら使わなくても良いという判断をしたホールもあるかもしれない。

上手いこと使えば武器になるとは思うのだが、経営者からすると知った風な口を叩いてる様にしか見えないかもしれない。

とはいえ打ち手目線の意見を言わせて貰えば、せっかくのエクストラ設定なのだからもう少し触れる機会を増やしてもらうとありがたいというのが正直なところだ。

 

 

フーリン「気づけば最近6号機まみれ」

 

 

最近、朝からベッタリGODシリーズを打つという事が減ってきた。
以前は天井単発でももう1周チャレンジするなど今思えば破滅願望でもあるのかと思えるような無茶をしていたが、最近は1周で刺さらない場合撤退するという立ち回りに切り替わってきてる。

その代わりに6号機を打つ割合が非常に増えた。
全ての機種とまではいかないが個人的に6号機は当たり台が多いように思える。

最近で言えば七匠の超AT美ら沖。
有利区間移行時に次回モードを抽選するという仕組みとゾーンによって初当たり確率を変えるというシステムが個人的にはストライクだ。

モード移行時には50%で連チャンモードへ移行するというシステムなので50%を掴めば理論上は無限ループできるというのが良い。
50%を取り続けるというのは冷静に考えればかなり難しい話だがそれでも有利区間を1度落としてもその瞬間次への期待が生まれるというのは秀逸だと思う。

惜しむらくは大量設置がないので設定に希望が持てるシュチュエーションに巡り合う機会が少ないのではという点だが、元々高ベースな上に純増も4枚近くあるので充分遊べるという印象だ。

6号機が市場に出てから10ヶ月目に入るが、今の時点で既に有利区間を逆手にとった台が生まれているのだからこれから先各メーカーがブラッシュアップする事でもっと秀逸な台が出てくるのではなかろうか。

ハーデスの設置期限まで残り半年を切った現状ではハーデスを打つ機会は増えるかもしれないが、自身のレパートリーに自然と6号機がラインナップされ始めたのは嬉しい誤算だ。

弊害として、今更ではあるがGODシリーズのコイン持ちがいかに凶悪であるかを再認識させられた。

どうしてあそこまで怖い台を好きになったんだろうか。
もちろん魅力的な部分が大量にあるからなのだが、それでもあのコイン持ちは凄まじい。

今後1年以内にあの凄まじく悪いコイン持ちを体験出来なくなると思うと少なからず寂しさも感じるが、今後出てくる6号機への期待感もそれなりに高い。

そうなると必然的に6号機版のGODシリーズが気になるところだが、過去リリースされたコイン持ちの良いGOD2機種は評価が低かった。

そもそも出るかどうかもわからないが、出るのであれば秀逸な台がリリースされる事を願うばかりだ。

 

 

フーリン「選挙特番がちょっと楽しみ」

 

 

ここしばらくパチンコ・パチスロ周りのSNSで頻繁に話題に挙がる選挙の話。
支持・不支持をこの場で書くつもりはなく、感想として書くという点を冒頭で断りを入れさせて頂く。

そもそもパチンコ・パチスロを飯の種にしていない上にコラムにしても下手の横好きで書かせてもらってる立場で偉そうな事を言うつもりはないのだが、今回の出来事にはシンプルに面白味を感じている。

SNSを見ると支持を表明している出役の方に対して否定的な意見も見るが、ポジティブな意見も目にする。

ここ数年SNS上で語られる業界の展望はネガティブなものだらけだったと思う。
5.9号機が出た時も、6号機が出た時もパチンコの確率分母上限が319になった時も
基本的には「終わりだ」という単語が付いて回っていた。

ひょっとしたら良い流れができるかも、というポジティブな予想が出て来るだけでも今回の流れは価値があったのではないかと思う。
もちろん打ち手にとって良い方向に転がってくれればそれに越したことはないが、選挙の結果が良くなってから即座に何かが変わるというのは現実問題難しいだろう。

それでも何かある度に「もう終わりだ」という感想しか出てこないよりは「この部分がこうなればきっと変わる、変えられるかもしれない」という意見の方が目にしていて楽しいものだ。

個人的な事を言えば、支持・不支持を考えるにあたって候補者の主張を読んだり聞いたりしてみるという今までの選挙ではしなかった事を実行したという変化を与えてもらったのは社会人として良い転機にもなった。

選挙に行くべきだと説教じみた事を言うつもりはないし、冒頭で述べたようにこの場でもSNS上でも支持・不支持を表明するつもりはないのだが、選挙特番がちょっとだけ楽しみになったのは間違いない。

 

 

フーリン「ダメじゃないけど理解はできない」

 

 

たけし軍団、スロマガ攻略軍団、芹沢軍団、石原軍団、桜木軍団。

世に軍団と名のつくものは多くあるが、パチスロ打ちにとっても軍団というのは身近な存在だ。

親となる人間が打ち子に軍資金を渡して打たせる、出玉は親が総取りして打ち子は時給をもらう。
誤解を恐れずに言うと筆者は軍団というものが理解できない。

良い悪いではなく理解ができないのだ。
ハッキリ言ってしまえば周りに迷惑さえかけなきゃ徒党を組もうがどうしようが勝手にしてもらって良いのだが、システムが理解出来ない。

親は打ち子に軍資金を渡し打ち子は時給をもらうというシステム、私有財産の命運を他人に預けるという行為が筆者には考えられない。

その打ち子が類稀なヒキ弱だったら??

ヒキが強かったとしても3択や6択をことごとくハズされたら??

筆者が親の立場なら間違いなくこう思うだろう。

「自分ならこうはならないだろう」

軍団の親になるつもりは毛頭ないので気にするだけ無駄と言ってしまえばそれまでだが、費用対効果はあまり良くないように思える。

私有財産の使い方は人それぞれだからとやかく言うことではないかもしれないが、軍団運営者の方には費用対効果を算出してみる事をオススメする。

あと、打ち子に対するマナー研修は必須にしていただきたい。

 

 

 

フーリン「喫煙者包囲網」

 

 

喫煙者への風当たりが強くなって久しい昨今、飲食店や企業の禁煙化は着々と進んでいる。

採用面接で喫煙者か否かを確認する企業もあるらしい。
タバコの匂いと元カレをリンクさせた失恋ソングなんてものもあったが、今となってはタバコの匂いはもはや憎悪の対象といった勢いだ。

ホールもその例に漏れない。
筆者が通うホールでも以前は入場待ちの際にタバコが吸える様に灰皿を置いていたが撤去したという店舗は格段に増えた。
カテナチオの如くガッチガチの喫煙者包囲網は喫煙者である筆者自身、いっその事法令で禁止してしまえば良いのではと思う程に厳しいものがある。
副流煙や匂いの事を考えるとそれも致し方ないのかもしれない。

行き過ぎた喫煙者憎しの風潮は良くないと思うが、喫煙者のマナー面を見ると毛嫌いされても仕方がないのではと思う事は少なくない。

ホールでも、入場待ちの際に灰皿のないところでタバコを吸ってポイ捨てしたりくわえタバコや置きタバコetc
嫌われても文句は言えない吸い方をする人は非常に多い。

自身も喫煙者である身からしたらタバコが吸える場所が限られてくるのは厳しいが、周囲に配慮のない喫煙者を目にすると昨今の喫煙者包囲網に関して何も文句は言えない。

実際の所タバコを吸ってメリットがあるのかと言えば皆無だ。
健康に悪い上に非喫煙者から嫌われる。

わかっているのに辞められないのだから自分のことながら始末が悪い。

いっその事ホール自体を完全禁煙にしてもらえると自分の禁煙するきっかけになるんじゃなかろうか。
そういう事を考え、このコラムを書きながらiQOSを吸う自分がいる。

禁煙の可能性は2行で消滅した。

辞められないのであれば、せめて非喫煙者に嫌われない喫煙者になろう。

そう決意した初夏の晩であった。

 

 

フーリン「無い物ねだりのランクアップ」

 

 

ここ数年、いわゆる「強い日」にホールに行くと話題になるのが全台系と呼ばれる設定配分だ。

ご存知の通りシマ単位で設定456にしたり全6にするというパターンで、全台系の有無でホールの良し悪しを判断する人がいるくらいポピュラーになっている。

入場抽選で全台系が予想されるシマに座れない番号を引いた時点で帰るなんてのはよく聞く話だ。

筆者はどうにもこの全台系というものが好きになれない。
完全に好みの問題なのだが、探す苦労が伴った方が好きなのだ。

設定が入ってない、というより入れる気がない店と比べれば全台系で設定を入れてる店に行くのだが、皆で寄ってたかって一つのシマを取り合うより自分で黙々と探していく方が宝探し感があるし、抽選が悪くても絶望しないで済む。

大前提として設定を使ってもらってる時点でありがたい話ではあるんだが、ワガママを言わせて貰うのであれば店内のあちこちに散らして欲しいなと。

午前中の時点で全台系が発覚してそのシマがあくまで待つより、自分の台の設定に希望が持てる環境が欲しい。
とはいえ全台系を所望している人が多いというのが現実で、この流れは変わらないのではとも思う。

もっともらしい言い回しをしているが、要は無い物ねだりだ。

最近はこの「無い物ねだり」が出来るようになったというのが実は重要なのではないかと思えるようになってきた。
筆者は数年前まで「設定に希望が持てる店に出来て欲しい」と言っていたのだ。
ところが今では「全台系ではなくて散らして欲しい」と言っている。

設定に希望が持てる環境はある程度出来てきたからこそ全台系以外の配分を求めるようになっているという事だ。

我ながら欲が深いなとは思うが、無い物ねだりがランクアップするということは現状が少しずつ良くなってきてるバロメーターなのかもしれない。

将来、設定がホール内に満遍なく散らされる環境が出来上がったとしたら筆者は次に何をねだるのだろう。

 

 

フーリン「楽しみ方は人それぞれ」

 

 

楽しみ方は人それぞれ

導入から3ヶ月弱たった今も稼働が落ちないRe:ゼロ
解析情報が不十分な中で稼働をキープしている理由の一つは出玉性能なのは間違い無いのだが、着席しているユーザーの打ち方を見ていると正直面白そうに見えない事がある。

とにかく白鯨までブン回す。
子役を取りこぼそうがアツい演出が出ようがとにかくブン回す。

白鯨もとにかくブン回す。
リカードが選ばれようがクルシュが選ばれようがとにかくブン回す。
3%の全勝抽選に当選してもとにかくブン回す。

面白いのかな??
という疑問が頭に浮かぶ。

「パチスロはこういうものだから、もっとこういう楽しみ方をしなきゃダメだ」などと価値観を押し付けるつもりは毛頭無いし、打ち手それぞれの金の使い方に文句をつけるつもりもない。

ただ、隣で見てると面白そうに見えない。

演出パターンやモード推測しながら打つと道中の700Gもなかなか楽しめると思うのだが、そこらへんには目もくれずブン回す打ち手を見ていると人それぞれで価値観が違うんだなぁという事を改めて実感する。

当たりまでの道中で打ち手の感情に起伏が生まれる台が好きな筆者から見ると各地のホールで見受けられる一心不乱にブン回す光景は新鮮であると同時に少し寂しくもある。