8月 24 2019
「びっくりパチンコ」という名称をご存知だろうか?
数年前まで京楽パチンコの機種名に付けられていた名称だ。
まだ画面一杯に出現する役物というのが少ない時代、美空ひばりの衣装や999の鉄郎、矢吹丈の巨大な役物が激アツや大当たりの演出として使用されていた。
現在の役物と比べれば正直チープな作りで矢吹丈も哲郎もペラッペラのプラスチックだったのだが、狭いパチンコ筐体の内側に通常時は液晶演出の邪魔にならない様にしっかりと収納されていた。
現在の役物は作りも豪華になり迫力も増したが、その分筐体が巨大になった。
派手な役物になった分、今までの筐体には収まりがつかなくなったのだろう。
サンセイと京楽が最たる例で、座った状態ではデータカウンターが見れない。
上下左右に筐体がハミ出してる分、パーソナルスペースの確保は出来るが筆者はどうにも巨大筐体には苦手意識がある。
牙狼が顔を筐体上部に収納する様になってから数回頭をぶつけたという嫌な思い出もさることながら、圧迫感が苦手だ。
そんな中巨大筐体の煽りがパチスロにも波及してきた。
最近山佐がリリースした鉄拳。
こちらは液晶が筐体からハミ出した。
すでに京楽が筐体脇に馬鹿デカイレバーを搭載しているし、フェアリーテイルでは液晶がせり上がる作りになっているが3枚組液晶は初めてではなかろうか。
偏った印象かもしれないが、パチスロで筐体が大きかったり役モノが派手な機種が大ヒットした試しが無いように思う。
今後どういう筐体が出てくるかはわからないが、できる事なら筐体よりも内部システムが秀逸な台を沢山出してほしい。