こんにちわ、19renです。

前回のコラムで、最近過ごしにくいと感じていると書きました。

設定に対しての不安と、投資に対しての不安。あたり構わず打ってるわけじゃなくて、行く店を厳選して予想をして座るのに、どうも間違っているっぽい現状。

うまくいかない時期というものは、誰にも来るみたいです。しかもある日突然。パチスロに限った話じゃなくて、スポーツでもありますね。あの選手最近不調だね、とか。日常生活でも、「やる事なす事全部うまくいかない」なんて時もあるかも。

頭の中が一つのことでいっぱいになると、ロクな事がありません。だいぶスロットに毒されている私は、会社の同僚との会話の中で「それ激アツですね」とか言ってしまいます。でも、よく考えてみましょう。日常生活で「激アツ」なんて言葉、使いますかね?きっと使いません。11日に「今日はゾロ目だし」とか言おうもんなら、相手は「ハァ?」です。

こういうのはいわゆる「あるあるネタ」ですが、激アツという言葉を自分で発しながら、液晶いっぱいに出る激アツの文字を思い浮かべたりしませんか。「穢れる」という言葉もよく出ますが、それってまどか☆マギカを打たなければ出てこない言葉じゃないですか。

日常にすらパチスロが身に染みている状態で、いつものように打ちに行く。店へ入った瞬間に瞬時に戦闘モードON。いつもと同じように台を決めて、打ち始めて、さて判別判別…

でもちょっと待て。いつもと同じ事をしていて、それでいいのか?

遊技とはいえやっぱり勝ちたいと思うし、負けが続くのはイヤ。だとしたら、自分の持てる知識をフル動員しないといけない。しかし、遊びとマジメがうまくバランスが取れていてこそ「勝ち」がついてくるような気がして。

先日、回胴連の友人たちと奥多摩に泊りがけでBBQへ行きました。新宿で待ち合わせをして車で出発。数時間走るとそこには自然しかない。コンビニのような商店ですら夜の8時には閉まってしまうという土地でした。

ここでワイワイと肉や野菜を焼き、食べて飲んで、川岸へ降りて行って石を投げてみたりする。誰が水切りが上手いかとか、向こう岸のあの大きな穴の中に入れたら勝ちとか。夜になって皆で温泉へ行き、戻ってきてからはトランプでババ抜き。そのあとはお決まりの?人生について語り合う(若干違うか…(笑))という感じで、一晩を過ごしました。

たかが一泊二日の出来事でしたが、面白いことにスロットの事は忘れちゃってたんですよね。いや、会話の中には上で挙げたような「パチ&スロ用語」がバンバン出てくるんです。でも、そんな会話が出るのに、「この間の試合で打った○○がこんな挙動で…」なんて会話は一切出てこなかった事が不思議でした。試合の朝の開店までの間には、やれ小役数値ガー、通常ARTガー、上乗せガーなんて事ばっかり話すのに、どうしてあの日はそんな会話にならなかったんでしょう。

人里離れた環境にいたから、と言えばそうかもしれません。物理的に店がないし。だけど、それ以上に、そこにいた皆がスロットのために集まったのではなく、BBQをするために集まったからじゃないかなと思ったのです。

自分の空いた時間、休日にスロットを打ちに行こうと思うけど、調子が悪いから嫌な予感はする。どうしよう、今日は行かないでおこうかな? そう思って朝は行かなかったとしても、恐らく頭の中では「やっぱり行こうかな…」「あの台気になるし…」「強い店に行けば高設定に座れる可能性もあるわけだし…」などなど、悪魔の誘惑がハンパないと思います。でも、行く行かないで迷うとそこにはストレスが生まれ、スロットを我慢出来ても他のところにしわ寄せが来ないとも
限りません。

勝負勘を鈍らせないために打つ事は必要だと思います。だけど、頭の中がパツパツの状態なら、敢えて行かずに他の事をやってみる。意識的に「今日は行かないって決めたんだ!」というのではなく、「行かなくてもいいんじゃね?」と思うこと。いや、なんなら「次の週末(休み)は温泉入りに行く!草津あたりまで!(意味はないです、遠いところっていうイメージ)」とか決めてみる。一日でいいから、全く違う事を考える。違う事を考えられるような用事を入れる。

打ちに行って、座った台がリセットだったら嬉しい時ってあるじゃないですか、たった一日、全く違う事をやるだけで自分の頭がリセットされるなら、次に打ちに行った日もリセット状態→天国当たりするかもしれないですよね(笑)!

打ちに行かない期間を長々と作るのは勝負勘が鈍りそうだけど、1日、2日の短期間に違う思考を頭の中に入れる事で脳のリフレッシュをするのはいかがでしょう? というお話でした。


今日話題に出た記事:4/9-10 BBQ@奥多摩
http://ameblo.jp/19ren/entry-12148981609.html