5月 8 2016
最近、パーソナルシステムを導入するお店が増えてきました。
パチンコだと箱の交換にかかる人件費が大幅に削減出来るのかな?スロットももちろん箱がなくなることによって、そこは経費削減出来ますね。
打ち手にとっては詳細な情報が見られることによって、例えば「ジャグラーシリーズ」でのぶどう確率の算出や、「バジリスク絆」だとどれ位の頻度でバジリスクタイムに入っているかだったり、「まどかマギカ」だと通常ラッシュが分かったりします。
“ハイエナ”も制度の高いものが出来たりしますかね。
パーソナルシステムを導入することによって、ホール側、ユーザー側、どちらも快適になっているのは間違いないと思います。思うんですけど・・・。
この前、同世代くらいの打ち手と飲んでいた時に出た話です。
「昔なんて箱の交換で店員読んだら、隣のオヤジに怒られたもんだよ」「店員は忙しいんだから気を使えって」
「だからね、箱の交換を自分でやっている人は、雰囲気とかもあるけど昔から打っている人かどうか大体分かる(笑)」
昔はお節介なオヤジやオバちゃんたちが結構ホールにいたんです。ところで、アンタ仕事なにしてんの?と思うような人たちが(笑)。
でも、そうやって色々学んでいったわけです。
お礼やお疲れのジュース、店に迷惑をかけない、常連の前で派手な事をやるな、とかね。常連押し退けて軍団占拠なんてもってのほか。マジで呼び出しくらうレベルでしたよ。あっ、店員からじゃなくて常連からね(笑)。
人間、楽な方楽な方へ進むと退化します。苦労があるから、ひと手間あるからこそ、学ぶ事があるわけです。
設備に投資するのは企業としてはあるべき姿だとは思いますが、それを補填しているのはあくまでもユーザーです。
ユーザーの財布の中身は、リーマンショック以降4号機の頃と比べれば明らかに少なくなっています。
私はね、ボロい設備で全然構わないんです。その代わり遊ばせてくれよ、と。
“木の葉積み”させてくれよ、と。私、下手くそで綺麗に出来ないんですが(笑)。
見た目も利便性も大切ですが、その前に中身を1番大切にしていただきたいものです。