昔々あるところに?

いや、昔話から入ろうと思って

リプレイハズシに代表される技術介入の時代があった。

その前には膨大な量のリーチ目を搭載したマシンがあった。

いち早くボーナス察知、コインロス防止で出玉率をマックスに持っていったり
一定の知識を持ったうえで目押し技術で一般プレイヤーより有利に戦っていたわけだ。

時は過ぎ、知識介入の時代に移る。

特定のゲーム数のゾーン。
終了画面から次回モードを予測したり。

ネット全盛になり、ホール内で情報を得ながら打つなんてことも普通になっていった。

ゲーム数や天井を狙って打つ場合などは、一定の条件下を繰り返せばプラスの枚数まで想定できたりもする。

一方で設定推測においても、特定の画面や演出をもって示唆や場合によっては濃厚とか、下手したら確定することもある。

ツールに数値を打ち込めば、設定予想までしてくれたりもする。

もちろん、1~6まで均等配分なホールさんなど稀なので参考程度にしか使えないことも多いけれども。

そんなこんなで、まさに知識戦の時代だった。

ん、過去形?

いや、今も知識至上なのかもしれない。
しれないがほのかに変化も感じる。

規制の波のなか、いわゆる低設定の一撃ドカンが減っていくと予想される。

そうなると、出玉を魅せたいホールさんは、自ずとこれまで以上に設定を活用し始めることになる。

上下だけでなく中間もうまく織り交ぜながら。

中間混ざってる状況下で、一日打つと、好い要素も得られながら、いまいちな要素も出てきたりする。

そんなときに押し引きの一つのカギになるのが、体感やホール状況をみる眼力だ。

技術⇒知識⇒体感経験値
ん、なんか違和感があるな。

リプレイハズシ云々以前から私はスロを打っていた。

当時、いろいろ教わったプロの方々は口々に経験重視を言っていた。

そうか!

経験や体感こそが、今も昔も変わらぬベースなのかもしれない。

その上に、技術というスキルが乗り、さらに知識という武器があっただけなのかもしれない。

迷った時に立ち戻る原理原則。

どれだけその機種を打ち込んだか、どれだけそのホールさんを視ているか。

つまり、経験や体感なのかもしれない。

ん?

だとしたら、我々スロリーマン、子育てママスロは何をもってこの時代に立ち向かうのか?

昼間だけ、夕方からだけの短時間プレイヤーが体感経験勝負の時代に生き残れる?

それとも諦めるのか?

次回に続く