7月 9 2016
友情パワーと肩を並べる2大パワーの一角。
それが妄想パワーである。
宝くじが当たる、隣に座ってるお姉さんに逆ナンされる、釣り仲間が実は自分の会社の社長、頑張ればかめはめ波を出せるかもしれないetc
妄想の中では誰に咎められる事も無く、あらゆる事象を起こす事ができる。
この妄想というのはスロットで新台を打つ時こそ活躍する。
新台で端から解析が全て公表されているという事は現状ほぼ無い。
ジャグラーのブドウの様に設定推測要素として普遍的なものも存在するが、基本的には早くて1週間、遅ければ数ヶ月後に公表されるものがほとんどである。
打ち手の中には新台は解析が出るまで触らないという人も居るが、入替日には新台を触りたくなるのがスロット打ちの人情というものである。
解析の出ていない台を触る場合、具体的な数値に頼る事が非常に難しい。
こういう時にこそ妄想が活きてくる。
高確に頻繁に行くから偶数?、レア役の落ちに設定差がある?初当たりから連し易いから奇数?etc
解析が既出の台では挙動から低設定がわかってしまいテンションが下がる事もあるが、妄想設定推測では只ひたすらに考え、楽しむ事が出来る。
以前コラムで設定示唆告知の必要性を問うた事があるが、コレに近いものがある。
明確な答えがないからこその楽しみ。
出てる時が楽しいというのは万人に共通するが、考えながら打つという行為も存外楽しいものである。
加えて、妄想設定推測の醍醐味が答え合わせである。
公表された解析値と自分が妄想した設定推測を擦り合わせる。
コレが当たってた時がたまらない。
スロット打ちとしての感性が肯定されるこの瞬間が気持よくないはずがない。
妄想がハズレている事なんてザラである。
むしろ妄想はハズレから学ぶ事の方が多いかもしれない。
ハズレていたとしても考えるという行為自体がスロット打ちとして無駄になる事はないだろう。
だが、人間は学ぶ事が出来る生き物であると同時に過ちを繰り返す生き物でもある。
DVDをパッケージ頼りで買ってはいけない。
ことコレに関しては何度妄想から失敗しても繰り返してしまう。