9月 12 2016
御無沙汰しております
アナリストMです( ゜Д゜)y━┛~~
御無沙汰しすぎて忘れ去られてやいまいか
そんな心配すら飛び出す今日この頃
皆さんはいかがおすごしでしょうかなんて事より
早速本題に行きましょう
今日は、「機械」について話をさせて頂きたい
うん
直近の強いヤツだとなんですか、
えー
北斗修羅ですか
自店もあえなく抵抗むなしく←
買わざるを得ない状況になりました
グループ店のどうのこうのという話をするのは
ズルい←
まぁこの話は違う機会にするとして
かなりの業界人が今作には期待している様です
「北斗なら・・・あるいは!!」
という期待を持つのも、今に始まった事では無いし
何故そう思うのかも痛いくらいに分かります
今作は出来がよろしい
その上で自論を申し上げますと
正直北斗には大コケして頂きたい
はい、自店も買います
無論コケ無いように全力を尽くすでしょう
内容然り、プロモーション然りです
まぁその頃私がソレをしているかは別として←
安易な気持ちで言っているのでは無く
正直に受けてしまってはいけないんじゃないか
と思っています
まず北斗の特徴を挙げると
・自力偏重機種である
・純増は2.0枚ではあるが、実質的には1.数枚の純増である
(他増加要素がある為こうなる
・通常時は強敵寄り、ART仕様は転生
至極ザックリと説明するならこんな機械
今に始まった事ではありませんが
ここ数年の機械は、
「1G辺りの純増枚数で増やすスロット」
という物を重要な位置に置きすぎている感があります
北斗は確かにコンテンツ的にも、初代スペック的にも
このスペック内容に即しているでしょう
とは言え、というヤツですね
ここで勘違いして頂きたく無いのは、
このスペックがクソだと言っているのではありません
いや、クソだよ!という方もいるかもしれませんが
私は秘宝伝伝説とか純増詐○でも嫌いじゃない←
このスペックに固執しすぎてはいまいか?という事が言いたい
これから先、例えば機械スペックの制限が
より一層厳しくなるであろう事を予想する訳です
いや、流石にもう無いのでは・・・
なんて事は誰が言えるでしょうか
言えないよね?
一昨年前の自分が今の機械見たらどう思うかと考えて下さい
まぁ「へ?まじ?」となるでしょう
でも、マジな訳です
機械スペックの制限は主に、ATやART機に向けて
厳しさの度を増しています
暗に、でも無く
遠まわしに、でも無く
まぁまぁ直球で
「もうそのスペックで暴れないでね?
コレは最後通告だよ♪」
と言っている訳です
例えば、これから先
メーカーが頭を悩ませて新しいART系機種の開発に成功し、
現在の制限スペック内で革新的な物を作成したとして
ソレはまた強いスペックになり得る物なら、
制限を今までよりも遥かに気軽に設定されるだろう
という懸念
コレ皆さんにはありませんか?
こんなコラム読んでるくらいですからね
容易にそれは想像出来るレベルでマニアックな知識を
頭に放り込んでいる方が多いかと思います←
(褒め言葉です
「作りたいならここまで、それ以上は分をわきまえろ」
コレがお上の総意です
結構無茶な通告ですが、一番最悪なのは
「もう、禁止な」
コレです。
さすがに無いでしょうか?
いや、全然あると思います
すでにAT機の未来はほぼ潰えているのですから
「行けるトコまではこのスペックで!」
という方向に動くのは言うまでも無く
需要を基礎としています
何が求められていて
何なら台数を販売出来るのか
メーカーも企業ですから、当然の如くココを考えます
実際に言われた事もあります
私「なんでこのコンテンツでコレやねん」
営業「台数が作れないので・・・」
ホールもそうでしょう
受ける機械を需要があるだけ提供し続ける訳でね
下手すりゃ需要無視するくらいしてしまう所もある訳で
例えば今の打ち手総体のプライオリティがAタイプであれば
ART機というのは必然開発数は減る訳です
何せ受けが悪いなら、ホールに売れない
台数はけなきゃ儲けが少ない
開発費の予算は減って行くしなぁというヤツですか
でもそうじゃない訳でね
純増という物を利用し、派手な上乗せ演出を経て
メダルが増えて行くというこのシステムは絶妙に
我らスロッター達の闘志をくすぐり、
「事故」や、「一撃」という言葉を広め、
ここまでに至りました
「設定が入るならまず絆見てから・・・」
こんな言葉がさして珍しくも無く聞かれる時代な訳です
絆が悪いってんじゃないですよ?
絆は良い機械だと思います
実際スロット業界を支えてくれている部分は多くあります
でも絆が担っている部分てのは他の機械でも出来る事ではある
とは思いますが
たまたま先駆者が絆だったというだけの話かなと
思い返してみれば簡単な話なんです
この業界は非常に単純な流れを繰り返しています
1:新しいシステムなり、枚数増加要素が出る
↓
2:それがたまたま受ける
↓
3:こぞって他メーカーが同系スペックを発表する
↓
4:ホールに同系スペックが溢れ、何処かのメーカーが
突出しようと、更に尖ったモノを出す
↓
5:それがたまたま受ける
↓
6:3と同様の事が起こり、その尖ったスペックが当然になる
↓
7:更に更に!となって行く勢いが止まらず、お上が
「アカンで」をしてくる
この繰り返しです
4号機大量獲得機種然り
高純増AT機然り
この流れの中での割り振りの数字を用いると
既に上の4の時点で打ち手に選択肢は無いと言っていい
溢れた頃にはそのスペックを
「打たされている」事になるでしょう
飽き飽きしてくるからこそ、更に尖ったモノを
「変化」として受け入れ、需要が高まり、
以降を繰り返す
でもそれは変化では無く、突出しただけに過ぎず
更に勢いを加速させ
そのスペックを殺します
今の市場はどうでしょうか
出るスペックの全てが今の査定基準を通過している訳ですから
本質的な意味で言えばどのスペックも「新基準機」です
しかしユーザーイメージとすると
「新基準機」と言われると、純増枚数の下がった
ART機というイメージが固着しています
その上で話をするなら、過去のART機は
A系の追随など許さぬ程の地盤を築いていました
しかし、天の一声により、その栄華を誇った力は奪われ、
A系機種でも出玉性能で戦える所にまで降りてきました
打ち手は考えます
弾丸と得られるモノを比して、
A系機種で立ち回るのと、ART機で立ち回るのは
果たしてどれ程の差があろうか?・・・と
それまで見向きもしなかった人もいるでしょう
然し、短時間稼動で見ても、そう変わらぬ所まで
来ているとしたら?
今、ART系以外の機械は非常に勢力を伸ばしています
「立ち回りの選択肢に入り始めたから」です
選ぶ
コレは打つなら誰もが行っている事です
しかし同系スペックの中でのみコレをしている方も
今までは多くいたのは事実です
そうでは無く、スペックの多様性を最大限活用した
立ち回り、総合的に「ホールでどう闘うか」
を多くの打ち手が考え始めているのが今の業界じゃないかな?
と私は思う訳です
スペックの多様性
コレは非常に危険なバランスで保たれています
地雷原の只中を想像して見て下さい
そんな場所で色々なメーカーが延々歩き続けている
目に見えて危なそうなこんもり地面が盛り上がったトコは避けて、
「ココなら踏んでも大丈夫かな?」で歩いている
そんな中で全力疾走したらどうなるかなんてのは
自明の理ってヤツです
いや、仮に全力疾走しても無事だったとしましょう
しかし皆慎重に歩く事に疲れ、
「え?なんだよ!結構大丈夫やんけ!」
と言ってそれに追随してダッシュし始めたらどうでしょう
文章にして客観的に見るとありえないくらいアホやな
と思えてくるかもしれませんが
コレが今まで続いたモノの私なりの例えです
北斗が受ける、
いやこの際前言はともかくとしてウケたっていい
要は、新台開発のスペックバランスを保って欲しいって事です
追随も多少はあるでしょう
でも一辺倒にはならないで欲しい
Yタイプはまぁコケたのかもしれません
でもソレで良かったのかもなと思う自分もいます
今の環境っていうのは、本当の意味で選択を迫られる
ホール状況になっていると思います
旧基準機か新基準機か
エナ稼動なのか、設定狙いなのか
ART系なのかA系なのか
A+ARTやYタイプなのか
スロットの醍醐味ってのは、
自分で選んで、掴み取るってトコだと思います
与えられるものでも無く
作戦を練って、ホールを打ち倒しに行く
打つ側の手持ちのカードは多い方が良い
そして、その戦場もまた、
多様なスペックを遜色無く扱っていれば尚更良い
多少の推し機種はあるだろう
直近の新台だってあるだろう
でもその他でも闘える環境であって欲しい
今は色々な意味で過渡期にあります
様々な打ち手が、今まで見向きもしなかったスペックを
もう一度評価しようとしている時期でもある
流行のきっかけを作るのはユーザーです
でも、
流行を惰性に引き伸ばすのは供給側のする事
こすってこすってこすりつづけて
目立たなくなってきたら
えぇい!派手な事さしたれ!
しかし気付けば消えている
まるで一発屋芸人の様ですが
そういう流れが出来ない事を祈るのみというかね
今回の北斗の「本当の製造台数の噂」もなんとなく耳にしています
うん
北斗も受けて、他スペックでも良い物が出て、
他メーカーは追従よりも特色を出した何かが出て・・・
そうなって欲しいと思う反面
コレが「理想」になってしまうくらい
今までの歴史が否定しているなぁと思う自分がいます
今度はこの予想が裏切られて欲しいですがね
長く喋ってしまいましたが今回はここまで
自分で使う事になったら
そうだねぇ
こうやって言う分
逆に滅茶苦茶必死こいてコケない様にするんでしょうね
ソコは自分への挑戦というか
自分で自分に
「アナMざまぁm9(^ω^)」
ってしたいというか
まず否定から入っていく台の方が
上手く使えている気がします
俺んトコは、コレはコレ
でもコッチだってこうや!
って感じでやるんだと思います
定番踏むのは、定番外でのサプライズの為って考えてますかね
そうじゃないとつまらないので
えぇ、打ち手だけじゃなく、私がつまらない
北斗がコケたって
面白くする自信があります
スロット業界はそんなに弱いもんじゃない
私達が日々の営業で磨いている面白さは
そんなもんじゃあ折られない
「どうなったって面白くしてやる」
コレが私の矜持です
ってまた喋り出してんな( ゚д゚)
終わりそうにないので無理やり〆ちゃいましょう
せばな( ゜Д゜)y━┛~~