四周年おめでとうございます。

仕事の都合で参加できないのでコラムにて触れさせてもらえればと思う。

独立企業が立ち上がり3年過ぎても休眠せずに事業継続できているのは稀だといわれる。

回胴連が仕組みをここまで継続拡大できているのは、オブザーバーしんさん、監督他運営の皆さんの努力、試合開催なさっているホール、参戦している選手の試合記事
それぞれの役割がかみあってのこと、本当に素晴らしいし、一応一軍選手として関われていることを光栄にすら思う。

思い起こせば、私が回胴連を知ったのは4年前の冬、
ある方とホール近くでランチをしているときだった。

「ユーザーの記事がホールへ、いや広い意味では業界に影響を与えられる仕組みになるかもしれない」

何十年も前からスロプレイヤーとして業界を見てきて
行政⇒メーカー⇒ホールという業界ピラミッドのなかで
我々プレイヤーはいつも底辺にいたと感じていた。

イベント規制以降は、メディアもホール広告収入を失いメーカーに意見するという機能を大きく減退させてしまったようにすら思う。

「発信力ですよ」
利害関係なく発信される一般ブロガーの記事が読み手に伝わり、その集合体がホールさんへのメッセージとなり、
そのうねりはやがてメーカーさんにも拡がり、業界全体へのインパクトになるかもしれない。

神田駅前の居酒屋でのランチ、今もはっきり覚えている。

そんなきっかけのせいもあって当初は仕事のついでに関東の試合に参戦させてもらうことが多かった。

品川で行われたある日の試合
運営の方はご自身の実戦もさることながらさかんにホール内を巡回するとともに、
どの選手が何打っててどんな感じかを把握なさっていた。

ときに声をかけ、必要に応じて相談に乗り、状況共有に努めておられた。

この頃からか、いやもう少し前からかな?
朝はモーニングをご一緒し、ランチで情報共有し、終了後は有志で振り返り飲み会が普通になっていった。

単独実戦とは違う、連れ打ちの楽しさを感じることもできた。

少し遅れてかな、関西も同じように、試合そのもの、昨今の機種状況、それぞれのスロへの思いを語り合う場も増えていったように思う。

こういう場はコミュニティとして貴重だなと感じる。
これからも機会があるのならば、調整して参加したいな。

もうひとつの特徴は、貫かれる自己責任という姿勢だ。
「発信力」の担保=記事発信ということ以外は、運営から選手にお願いされることは少ない。

たくさん参戦し、試合以外のイベントにもどんどん参加するような濃密な関係もよし
スケジュールがあったときだけちょっろっと打ちに行くようなあっさりな関係もよし
地方在住なら、お題記事に投稿するのが主であるような関係もよし

入るハードルを高く設けない、遠ざかるのも自由というのが回胴連の良さの一つだと私は感じる。

試合の数や配分の強弱も時期やホールさんの意思でかなり上下する。
どの試合への参戦を選択するのかも自己責任。

信用を失い、選手の集まらなくなった試合は淘汰されていくだろうし、
頑張ったホールさんは試合日だけでなく、普段の稼働も上がっていかれるだろう。

今年は試合のなかで、ブログ読んでますと声をかけてもらうことが複数回あった。
私が拝見する限り当日は勝ててらっしゃらなかったようなのが残念至極ではあったが、せめて少しでも楽しんでもらえたなら、毎回一度たりとも欠かさず試合の記事をあげ続けてきたものとしては本望かもしれない。

さて、あらためて回胴連が当初の目論見を継続させて「発信力」という一つのキーワードとともに、これからもますます発展していくことを祈りたいし、自分も微力ながら関わり続けられたらなと思う。

総会に参加なさっているみなさん、このコラムを読んでいただいたみなさん。
ともに盛り上がっていきましょう。