10月 31 2016
パチスロを打つようになって12年と少し。
元々声に出さずに脳内で「やたらスイカ落ちるな」や「こっから前兆・・・遅くね?」といった具合に呟くことが多いのだが、最近になってネクストステージに足を踏み込みつつある。
台に対して語りかけるのだ。
「これより、ジャギステージ滞在中リプレイの皆さんは控えてくださぁい」
「落ちるなよ?落ちるなよ?・・・そうっ!!」
「お前今いくら吸い込んでるのかわかってるのか?5万だぞ?ちょっとしたエアジョーダンが2足買えるんだぞ?」
「今滑ったよな?ビタで押して滑ったよな?」
完全なる病気だ。
自分で病気と思ってるんだから間違いないだろう。
別に「語りかけたら出る」と言うつもりはない。
1日に3000~5000Gも回す際の孤独感に対して、脳内独り言という対策を講じている内にとうとう台に語りかけるという所に行き着いてしまったのだ。
基本的にパチスロ打ちは孤独だ。
回胴連の試合以外は基本的に1人で打ちに行く筆者は1日誰とも喋らないことも珍しくない。
1人で戦場を生き抜くために、目の前の相手に語りかけることで孤独に耐える。
パチスロはただの機械ではなく強敵(とも)とまで思える存在となってきた。
異常なまでの5択成功率とARTの直当たり複数回、豊作と言わざるを得ないチェリーとスイカの落ちを見せつけ、4200G間で数々の言葉を交わし気づいた頃には全ての数値が2と3の間に落ち着き、筆者の私有財産をむしり取ったブラッド+2。
お前もまさしく強敵(とも)だった。