筆者は時間のある時にはネットでパチンコ・パチスロの業界ニュースサイトを見るのがルーティンの1つになっている。

業界関係者という訳でもないので別に見る必要性がある訳ではないのだが、業界自主規制のニュース等は実際にホールで打ってる人間からすれば全く無関係という訳でもないのと知りたがりの性分から見るようになった。

そんなある日、豊丸産業の新機種に関するニュースに目が止まった。

「CR豊丸とソフトオンデマンドの最新作」

「最新作」までが機種名なのだが、まさかソフトオンデマンドとコラボするメーカーが出てくるとは思っていなかった。
女性はあまりピンと来ないかもしれないが、男性ならば少なからずお世話になったことがあるのではないだろうか?

オブラートに包まず言ってしまえばAVメーカーだ。

新機種情報には台の特徴としてこの様に書かれている。

以下、抜粋
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セクシー女優100名以上が登場する。「極上女体フルボディギミック」「18禁回転ギミック」「パトバイブギミック」などの役物も搭載した。また、撮影交渉が成功すれば大当りとなる「MM号リーチ」やヒット機種のパロディ演出を搭載するなどコメディ要素も満載。
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記事を読みながら思わず笑ってしまった。
パチンコ・パチスロは直接的な成人向け表現が禁止されているが、名称だけ見ると大分ギリギリのラインを突いてきているように思える。

以前のコラムでスロットにエロスは要らないという旨を書いたことがある(http://kaidouren.com/?p=15798)
中途半端なエロスはパチスロに必要がないというのが筆者の持論だがオブラートに包む訳でもなくここまでストレートにタイアップするとなると話が違ってくる。

なんせ「MM(マジックミラー)号リーチ」だ。
企画を考案した開発者も決済を通した管理職も頭のネジがズレてるか余程の天才かのどちらかだろう。

検定を通過している訳だから過剰な表現は含まれていないのは当然だが、ギリギリのラインを突こうという点は素晴らしいと思う。

リリースは1月上旬とのことなのでどの様な仕上がりになっているかは不明だが、筆者は間違いなく打つ。

豊丸産業がこの手のDVD特有のパッケージに騙されるという所まで忠実に再現していない事を願いつつ年明けをまとうと思う。