12月中頃の話。

恐らく筆者が今年最も打ち込んだ機種、ミリオンゴッド〜神々の凱旋〜の新しい解析が導入から1年半以上経過した今頃になって発表された。

内容は前兆G数とループ率管理のテーブルというかなり根本を成す部分に関してだ。

完全に油断していた。
このまま発表されることなく凱旋はホールから消えてくと思っていたからだ。

解析が出れば勝てると言うわけではないし今回発表された内容には設定差は存在しないが、前兆G数はパチスロを楽しむ際の重要な要素であることは間違いない。
筆者個人としてはゲームの要と言っても過言ではない立ち位置にある。

どう考えても発表が遅い。

確定している訳ではないが、恐らく凱旋は近い内に撤去の対象となるだろう。
2016年内で姿を消すと言ってる人もいたくらいだ。

情報はありがたく活用させて頂くが、もうすぐ打てなくなるかもしれない台の解析を今更発表されても活用する機会が多く取れる訳でもない。

凱旋は現行機の中でも生き残れた部類に入ると思っているが、その機種でさえこの様な状況なのだから2016年だけで見ても恐ろしい数の未公開情報が存在するであろう事は想像に難くない。

憶測だが、「稼働が伸びなかったらココまで、伸びたらココまで」と言った具合にリリース後の状況で公開する情報数を決めてるのではないかと思うことがある。

解析値の公開というのはメーカーにとってはマーケティングの一部に過ぎない。

「後からゆっくり公開していこうと思ってたが、思ったより人気が出なくて全部出し切る前に撤去された。」
というのであればマーケティングとしては大分お粗末だ。

数十万円もする機械を何万台も販売する企業がそんなお粗末な事をするとは考えにくい。
最初から全部公開する気が無いままにリリースした機械が沢山あるという事になるだろう。

改めてブラックボックス感を強く感じた。

パチンコ・パチスロ業界は7に因んだ事柄を活かすのは得意な業界なハズだ。

どこの業界団体でも構わない。
どこぞの地方議会よろしく、2017年は「打ち手ファースト」を掲げた7人の侍を生み出してはくれないものだろうか。