パチスロの中古機価格は見ていて面白い。

値段がそのまま稼働を意味するからだ。

いや、稼働よりも店に貢献しているかどうか。

いかに人気があって利益も取れるかどうかと言うべきか。

現在沖ドキ!が300万近い値段になっている。

一瞬目を疑うレベルだが、それ位店に取って需要があるという事だ。

上位を見ていくと

ファンキージャグラー170万
マイジャグラーⅢ110万
スーパーリノMAX90万

利益が取りやすいのが見て取れる。

それでいて打ちたくなる。

かなりの射幸性があるか

シンプルなものが残っていると思う。

全て液晶なしだ。

お金を持っている年配層にも受ける必要性があるのも大きいかもしれない。

一時期話題になったバジリスク絆は現状は20万~30万程度だ。

規制の影響もあるだろう。

正直噂レベルの話も飛び交う業界で

右往左往するホールは本当にキツイと思う。

 

 

12月、1月に出た機種を挙げると

涼宮ハルヒ 30万
ロリポップ 20万
SHAKEⅢ 3万
麻雀格闘倶楽部2 30万
モンハン狂竜戦線 11万
弱虫ペダル 13万
シスクエ 44万
犬夜叉 14万

あくまでこれを書いている2月上旬の状況である。

値段は一概に台の面白さなどで決まるわけではなく

需要と供給のバランスでも変わってくる。

SHAKEⅢなどは昔の秘宝伝程供給過多ではないが

現状の厳しい中では多めだったのかもしれない。

個人的にホールで出玉を味わえなかったが

結構好きだと思えたにも関わらずこんな感じになるのは厳しいと言わざるを得ない。

選手にはかなり人気の弱虫ペダルも

市場評価では下の方とも言える。

地域性、店の状況・環境、ユーザー層

様々なものが交錯する中で入れる台を決めなければならないホールの苦労が目に浮かぶ。

新台だけでなく、中古機導入も考え

規制でいつダメになるかわからない事も考慮しつつ

ユーザーからはクソクソ罵られる。

少しでも気を抜ければ神店からクソ店に変わる世の中。

入れても反応しなければ

「ねえわ今日」と言われる。

あればあったで

「あの機種しかないの?」

何をやっても悪いところがクローズアップされやすい。

どんなにプラスの台を置いていても

「設定4までじゃ…」

うん、私も言うセリフでもある。

望みは高くなる一方で

機械性能は落ちる一方である。

 

 

ここで五号機初期の機械割を考えてみる。

実は⑥で103%なんて台も普通に存在していた。

高くても110%が関の山であるが

私は割と楽しめていたし、勝率もかなり高かった。

何が今と違うのかは正直わからない部分もある。

昔ほど公称割と実際の割が同じとは思えない。

違う部分は特化ゾーンに割を割かれすぎてるところか。

万枚は見えるスペックは少しずつ出ている。

それでも純増低めな故に1日かけてだ。

4桁乗せて初めてスタートの台が徐々に増え

通常の苦痛さが倍増したとも言える。

演出は間違いなく今の方があらゆるパターンが想定されているだろうし

液晶も綺麗になり役物も付いた。

多彩な表現で驚かしてくれるのか?と言うと

正直そこまでグっとくるものはない。

リノの右上段トマトに勝る演出があるかどうか?

いや、現状個人的にはない。

派手にするだけでは意味がない。

派手にするなら、派手な意味はつけてほしい。

それ相応の熱さを。

 

 

来月には番長3が出る。

機械割の高さに目がいくかもしれないが

中身が重要だ。

サラ番の恐怖が浮かぶなら

多分市場の中心にはならない。

ナンバーがふってある以上

出来は間違いないと思う。

それ位気合が入ってるのは明白だ。

スロット引退と言ってる人も返ってくるかもしれない。

そんな期待を込めた台が故に

使うホールが一番の要である。