3月 2 2017
筆者が良く行くホールで最近になって顔を合わせるようになった若者がいる。
筆者自身、比較的人見知りしない方だが彼は飛び抜けて人懐っこい。
こちらから質問した訳でもないのに既に筆者の脳内には彼の家族構成がインプットされてしまっているのだから相当なおしゃべり野郎だ。
そんな彼は21歳。
1つ上の先輩に誘われてスロットを始めたそうだが、その際の先輩の教えに筆者は衝撃を受けた。
絆さえ打ってれば問題ない。
そう教わって以来、彼は絆9割、ジャグラー1割の比率で打っているそうだ。
立ち回りに最適解はあっても正解はないのだから別に絆一辺倒という立ち回りを否定はしない。
実際問題ホールでの状況を見れば絆の信頼度は高い。
現状では絶対王者と言って良いだろう
強い日に絆に座れない=勝ちの目が消えたと考える打ち手もいるくらいだ。
だが、筆者が思うに絆を取れなかった時にどう動けるかで打ち手としての実力が問われるのではなかろうか。
具体的に言えばどれだけの数の機種に関して設定推測の知識を有するかが肝なのではないかと思う。。
その場合に大事になるのがマイナー台の存在だ。
世に現存する全ての台は万枚を出すポテンシャルを持ってリリースされるというのが筆者の持論だ。
つまりはバラエティコーナーに1台しか設置のない台も戦い方を間違えなければ勝てる可能性があるという事だ。
昨今の打ち手はバラエティに対してかなり冷めている気がする。
言葉は悪いかもしれないが、回胴連は好き者の集まりなのでバラエティだからという理由で設定が入っていないと判断する考えの方は少ないかもしれないが、市場という形で見るとバラエティは趣味打ちのために存在するという立ち位置だろう。
時間にゆとりのある方は是非一度マイナー台と呼ばれる台の解析を見てみると良いだろう。
ARTに入るだけで期待度700枚オーバーという台や、リセット恩恵が強い台がゴロゴロ存在する。
繰り返しになるが、絆だから強い。119%だから打つ。という考えを否定はしない。
ただ、この手法で立ち回ってる打ち手はそう遠くない未来にその術を断たれるのだ。
その時にパチスロを引退するのか、それとも他の台で楽しむのか。
パチスロの基準が見直しという分水嶺に立たされている今こそマイナー台に光が当たる事をねがう。