3月 8 2017
先日、地元に戻った際にとてつもなくデカいクシャミを耳にして懐かしい思いに浸ることが出来た。
筆者の地元には昔「くしゃみジジイ」と呼ばれる老人が存在した。
とにかくクシャミがデカいのだ。
ご年配は基本的にクシャミがデカいが、このじいさんは頭一つ抜けていた。
2キロ先まで聞こえるのではなかろうかという程のデカいクシャミは地区の子供たちの間では名物となり、地域最大級の称号を欲しいままにしていた。
地域最大級という言葉は実に便利だ。
便利が故に色々な場所で安易に使われる。
パチンコ屋もその一つだ。
地域最大級設置という言葉を掲げたポスターを見たことない打ち手は居ないのではなかろうか。
地域で1番設置している事をアピールする事が悪いとは言わないが、地域で1番のシマが閑古鳥ではネガティヴキャンペーンも良いところだ。
設置台数をアピールするのであればそれに見合った稼働もアピールするべきだ。
稼働をアピールするにはどうしても打ち手の期待感が高くなければ成立しない。
例えば10台のシマに2台高設定があるとする。
高設定でも必ず出玉が伴うという保証はないが見る人が見れば履歴でわかる可能性が高い。
そうなると打ち手はシマ全体に期待する。
期待して座った台が設定1だとしても確率の偏りで出玉が出る事がある。
そうなると益々シマへの期待感が高まる。
結果として5分の1が高設定で残りが設定1だとしても、期待感から稼働が付けばそれはもう店の勝ちだろう。
打ち手としてかなり都合の良い例えかもしれないが、地域最大級を掲げるならば稼働も最大級を目指していただきたい。
店前に地域最大稼働率と書いたのぼりやポスターを掲げる事が出来ればその店は安泰なのではなかろうか。