先日、筆者は生まれて初めてtotoBIGを購入した。

10口3000円分。

結果は6等が当選し払い戻しが570円。
完全なる赤字だが、完全なる運任せのゲームというのも面白いものだ。

6等が当たる確率は75分の1。
バジリスク絆でいう巻物の確率に近い。

お気付きだろうが、BIGの6等は宝くじを束で買ったら1枚は入ってる300円の当たりと同じような扱いの所謂オマケ。
ちなみに1等最高額6億円は理論上480万分の1だそうだ。
ここまで行くと流石に現実味は薄い。

ところが、3等以下ならかなり現実味を帯びて来る。

3等の確率は1万3千140分の1だ。

我々パチスロ打ちは常に6万5千536分の1だの3万2千768分の1だのといったフラグを追いかけている。

こう考えると普段からとんでもなく不利な勝負をしている気にもなるが、何も6万分の1級のフラグを引かなければ勝てないというほどパチスロというものは無情でもない。

筆者はパチスロで肝になるのは3分の1という確率だと考えている。

春先に導入されたアナザーゴッド・ポセイドン。

新基準機だけあって従来のゴッドシリーズよりもパワーは抑え気味だ。
つい先日GODを引いて600枚弱で終わった時は気絶しそうになった。

結局あの台はトライデントアタック1発目の3分の1を突破して222G以上に持っていけるかがすべてのカギとなっている。

3分の1がカギになっているのはポセイドンだけではない。

3分の1で高確移行。

3分の1でAT解除。

3分の1で特化ゾーン。

押し順当ても3択だったりする。

パチスロにはこんなにも3分の1がカギになっている台が溢れている。

地味な抽選確率だがここを制するだけでペイアウトは大きく変わる。

花形は6万5千536分の1のプレミアムフラグかもしれない。
しかしパチスロの持ち味を引き出す名脇役は3分の1位の軽めのフラグなのだ。

軽めのフラグだが、妙に3分の2に偏ることがある。

この偏りが絶妙に打ち手の精神を揺さぶるのだ。

精神が揺さぶられる事こそパチスロをパチスロ足らしめているのかもしれない。

 

そんな筆者は先日、女性から手痛い洗礼を受けた。

今年に入って4人目だ。
偏りに揺さぶられ過ぎて僕の純情はボロボロです。