パブリックコメントとは現在検討されている新しい規制に関して監督官庁が一般から意見を募る試みの事を指し、現在はパチンコ・パチスロに関して検討されている規制について監督官庁である警察庁が募っている。

正直、筆者はこのパブリックコメントに関してコラムで書くつもりは無かった。

興味が無い訳ではない。むしろ興味津々だ。
自分の人生でトップクラスに楽しいと思っているスポーツの分水嶺なのだから興味が無い訳が無い。

では何故書くつもりが無かったのか。
筆者がこの場でパブリックコメントに投書したか否かを表明する事に意味を見出せないからだ。

表明していないから投書していないという訳でもない。
投書したならば表明しなければならないという訳でもない。
また、表明するか否かを誰かに強制されるものでもない。

個人的にパチンコ・パチスロは楽しんだもの勝ちだと思っている。
風営法による規制にしろ業界団体による自主規制にしろ、打ち手は世に出された物を打つしか出来ないのが現状だ。

パブリックコメントを投書しようがしまいが最終的に世に出たルールと台で楽しみを探していくしかないのだ。
まだ決まってもいない、基準に沿った台が世に出た訳でもない現状で騒ぐのは過剰反応ではないかと考えてしまう。

断っておくが、パブリックコメントに投書する事を奨励している人々を否定するつもりは毛頭ない。
むしろ主張したい事があるのであれば大いに主張すべきだ。

だが、万が一パブリックコメントに投書しない人を否定する人が居るのであればそれは間違いだと思う。
新しいルールに対する向き合い方は人それぞれなのだから。

話は大きく変わるが、筆者行きつけのネットカフェでフードメニューの大盛りが廃止された。
大至急店内アンケートに大盛り復活要望を投書しなければならない。