コラムで何度か書いたが、現在のパチンコ・パチスロユーザーはとかく新台に対して厳しい。
5.5号機と呼ばれる新基準機が出回るようになって久しいが、新基準機は多くても純増2枚。ただ当てただけでは到底プラス収支に持っていく事が出来ない。

出玉が100枚に満たない事も多い。

とはいえ、出ないからつまらないという一言でその台を見限ってしまうのは実に勿体ない。
出玉が出ないという事はその台のポテンシャルを引き出せていないという事だ。

台を見限るのはポテンシャルを垣間見た上で判断するべきではないのだろうか。
ではどの様にしてポテンシャルを垣間見るのか。

1000枚。

ひとまず1000枚の出玉を出す事から始めてみてはどうだろうか。

上記の通り新基準機は通常100枚に満たない出玉で終わる事が多い。
その様なスペックで1000枚の出玉を得ようとすればかなりの出来事を起こす必要がある。
特化ゾーンへの突入、ボーナスの連打、大きな上乗せ。
新基準機で1000枚の出玉を確保する為にはこれらの出来事が必要になってくる。

私有財産を使った挙句100枚に満たない出玉で終わって良い気分で終われる人間はほとんど居ないだろう。

我慢しろとは言わない。

我慢までいかずとも、せめて猶予を与えてやってはどうだろうか。

パチスロ機は打ち手が憎くて出玉を出さない訳ではない。
自力でポテンシャルを出す事が苦手なのだ。

ダメっ子を見捨てない慈母の如くパチスロ機に接してみてはいかがだろうか。