12月 21 2017
設定推測というのは読んで字のごとく設定を推測する事だ。
つまりは与えられた情報から物事を予想して行く事だが、最近どうにも設定推測という言葉が空虚に思えてならない時がある。
台が親切過ぎると思えてしまうのだ。
設定2以上、設定3を否定、設定4以上。
昨今は演出を見ているだけで設定が絞り込めてしまう台が増えてきた。。
そして打ち手はひたすらブン回して特定の演出が出る出ないで押し引きを図る。
小役をカウントする事もなく、CZの当選率を計算する事もない。
ただひたすらに特定の演出を待つ。
言ってしまえばネタバレ待ちということだ。
台の挙動やホールの癖から設定推測するのがパチスロの楽しみだと思うのだが、その楽しみが薄れてきている様に感じる。
もう少し打ち手に厳しくても良いんじゃなかろうか。
そんな風にさえ思ってしまう。
調べなくても聞けば情報が手に入る。
仕事でもなんでも考える前に聞いてしまおうという風潮が危惧される事もあるが、設定推測にも同じ事が言えるのかもしれない。
確定系演出の全てがダメとは言わないが、それにしても確定系演出搭載機種が多過ぎる気がしてならない。
ただひたすらにブン回すよりも通常時の挙動を見て考えながら打つパチスロというのも存外楽しいものだ。
下手をすれば1日で10数万円手に入る可能性があるのがパチスロだ。
考えることをせずに結果と出玉だけ求めるのはどうにも贅沢な気がしてならない。
人間は油断すると楽な方へと流れてしまう生き物だ。
確定系演出はどうにもこの部分が強調されてしまうのではないかと危惧してしまうのだ。
5.9号機の登場で設定差という物が重要視されなくなるという意見もあるが、基準がどう変わっても推測する楽しみというものは最低限残しておいてもらいたいものだ。