2017年はとにかくパチスロのリリースが多かった。

特に大都技研は豊作だ。

番長3は看板機種として多くのホールで目にしたし、夏以降に出た政宗2と剛衛門も秀作と言っていいだろう。
導入は少なかったものの忍魂など神台だと思っている。

忍魂以外の3機種の共通点として「期待度の積み重ね」というものがある。

番長は対決中の逆転はもちろん前兆中の対決ランクアップ抽選、政宗は対決中のみならず前兆全ゲーム全役での逆転抽選、剛衛門は盗目の積み重ね。

筆者がこれらの機種を秀作と位置づけるのはいくら期待値を積み重ねても必ず当たると言うわけではない点だ。

政宗2を例に挙げると高確中のミッションでチェリー示唆が出た際に強チェリーを4つ重ねたとしよう。
1回につき50%の逆転抽選だ。

32G間にこれだけ引いたのだから当たってもらわなきゃ困ると思うのが人情だ。

それでも外れるのだ。

そして、だからこそ熱いのだ。

確率的には当たる可能性が高いとはいえ確定ではない。
ただただ期待度に身を委ねるのではなく自分で当たりを引っ張り込む。

ここまで引いたのに確定じゃないなんて・・・と不満を持つ打ち手もいるだろうが、ハズレる熱さというものもパチスロには存在するのだ。

当たること、玉が出ることが楽しいというのがパチスロの本流だが自分で引き寄せた期待度に身悶えする過程を楽しむというのもパチスロの魅力だと筆者は思う。

皆さんも身悶えするパチスロ、是非試してみていただきたい。