人間というのは不思議なもので、ツイてる人とツイてない人というのが出てくる。

努力や才能でカバーできない、運という要素だ。

運だけで生きていける人間というのは流石に居ないと思うが、生きていく上での必須要素であることは間違いないだろう。

ツイている人とツイてない人という表現を聞くが、筆者はこの表現はあまり使わない主義だ。

人間の運の総量はみんな一緒だと思っている。
同じ総量の運を20代でガンガン使うか、60過ぎてから使うかの違いといった感じだ。

そうなると、若い頃ツイてる人間は年取ってから地獄のような思いをするという理屈になるが、得てしてそんなもんではなかろうか?

ズーッとツイてる人間なんてそうそういるもんではない。

きっと、持ち合わせた運を使い切れずにこの世を去る人もいるだろうし、意図せず余ってる人もいるだろう。

パチンコ・パチスロも立ち回りとして最適解を選択する努力はできるが、最後に勝敗を左右するのは運だと言う人もいる。

逆に運の要素は最小限、結局は確率と期待値だと言う人もいる。

きっとどちらも正解なのだろう。

ここでキモになるのは、運も期待値も確率も目に見えない物だということだ。

期待値主義者とそうでないと打ち手は対極に見られがちだが、最後に勝敗を委ねるのは目に見えないもの。という点では同じなのかも知れない。