一部の都道府県で来店実戦や収録が出来なくなり、来店可能な店でも大々的な告知がされなくなって久しい。

以前は熱い日の指標になっていた面もあるのでどこのホールがいつ熱いのかわからないという声をSNS上で目にすることもある。
実際、来店や収録が熱い日の指標になることが問題視されていたのだから、規制した側からすれば狙い通りなのかもしれない。

熱い日がわからないなら自分で探せばいいというのが筆者の主張なのでこの現象自体は「時代が変わったな〜」程度の感想しか持たないのだが、「好きな演者に会いたいのにどこに行くのかわからない」という声に関しては思うところがある。

近年飛ぶ鳥をピンポン球の遠投で落とす程の強肩で人気を博している地獄警備員やマニアックなアイドル勢のファンの方々の中にはパチンコ・パチスロは一切打たないが演者に会いたいという気持ちだけでホールに出向く人もいる。

好きなタレントと会って話して写真撮って差し入れ渡す場所がたまたまパチンコ屋というだけだ。
その店が熱いかどうかは関係ない。

そういう人達からするとパチンコ屋は打ちに行く場所ではなく会いにいく場所なのだ。

雑誌のライターだけではなくタレントやアイドルも来店するというのは昔からあることだが、打ちに行く場所から会いに行く場所へとの変化というのは以前はあまり無かったように思える。

今は来店イコール強い日という認識が多数派だろうが、来店イコールサインがもらえる日という認識が逆転すればそれはそれで面白いのかなぁと思う。