1月 1 2015
新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
ただいま忘年会直前のなか、このコラムを書かせていただいておりますが、昨年はAT機の台頭で個人的にパチスロと上手に向き合えない1年でした…
当然、自分のせいではありますが、パチスロ歴18年目にして最大のマイナス収支を叩き出してしまったのです。
現在のAT主流の機種構成を考えると昨年からパチスロを始めた若者たちがどういう印象を持ってしまったかが、ものすごく不安になるわけです。
姿・形は変わってしまいましたが現在ホールに設置してあるAT機のコイン単価は4円を超えるものまで出てきている状況です。
コイン単価とは
1台の機械売上÷メダル投入枚数=コイン単価
上記のような算出方法で計算できます。
例えばAという台が新台で8000ゲーム稼動した場合
8000(G)×3(枚)=24000枚の投入枚数があった。
それに対して100000円の売上があった場合は
100000÷24000=約4.2円となります
ジャグラーシリーズなどのAタイプのコイン単価は2円前半が相場ですから約2倍の売上をホールさんは見込めるわけですが、お客さんが打たなければ意味を成さないわけで(笑)
4号機の頃は単価4円以上の機械なんて当たり前ですが『見返り』も強かったんですよね。当時の台は…
そこのバランス感覚が現在のAT機の場合うまく取れていないというか『辛い感』の比重が増してしまったというか…
『辛い投資の時間』に対して『気持ち良い時間』が少ないのだと思います。
それがユーザー離れを起こすキッカケとなったことは事実でしょう。
個人的にはだいたい5年くらい前の機種でしょうか!?
初代エウレカ・新鬼武者を筆頭に押し順ART機位のコイン単価と遊びやすさの時がいちばんパチスロを楽しめていたと感じています。
前置きが長くなってしまいましたが、なぜそんなノスタルジーな話をしたかってことですが、パチスロの内規規制により、現在のスペックの機種は今年の11月までで発売ができなくなり、予想では上記で挙げた初代エウレカ・新鬼武者のようなスペックの機種へ徐々に移行していくのではないかとの事です。
これは個人的には大いに歓迎ですし、魅力あるスペックの機種が増えそうな雰囲気。それが2015年のパチスロだと思っています。
正直、今年出る新内規の機種は発展途上であり、完璧なスペックは出てこないでしょう。
本格的なヒット機種が登場するのは早くても今年の年末商戦の時期なのかなぁと勝手に予測していますが、メーカーさん、どうなんでしょうか?(笑)
カジノ問題が東京オリンピックの決定でいよいよ本格的な流れになりそうな気配がプンプンしていますが、パチンコ・パチスロは立派な『国技』であり『オリジナル』だと考えています。
一部、打てる外国もあるようですが、どこの地域にもあり、気軽に入れ遊べるのがパチンコ店。この部分をメーカー・ホールさんにはいま一度考え直してもらい、パチンコ店本来の『大衆娯楽』を目指して欲しいと強く自分は思っております。
そんな希望的考えで2015年もパチスロと向き合っていけたらと考えています。
皆様にとっても回胴連にとっても良い1年でありますように!
改めて今年も宜しくお願い致します!
2015年1月1日
回胴連監督