1月 16 2015
「ジャグラー打たないんですか?」
よく聞かれるんですが、話が長くなるので「あまり好きじゃないんですよねー」と回答していました。
実際には嫌いでもないですし、もちろん打った事もあります。
ジャグラーの歴史は1枚ベットの頃に戻ります。
昔は小さなベットボタンを三回押さないと3枚掛けにならなかったんですよ(笑)
そういう時代からジャグラーは存在します。
その頃は基本的に1島入ってるかな?位の位置付けでした。
1島5台であればそれ位。
1島6台であればそんなもん。
そういう位置付けのメインではないけど、バラエティ行きでもない。
そういうのがジャグラーの位置付けの店がほとんどでした。
そして、私が入りこんだスロットがリーチ目主体の台ばかりだった為
ほとんどリーチ目を必要としないジャグラーには惹かれませんでした。
そして、ひたすらほぼ同じような配列で外見だけ変えて出してくる
その商法も私はあまり好きではなかったんですよね。
それで売れてしまう土壌がいつのまにかできてしまったのも
今のSNSのゲームに近いものがありますけど
ゲーム性一緒、配列ほぼ一緒、でも今回は筺体黒にしてみました。
新台で入る必要性を全く感じなかった。
他の人がどう思うかはわからないんですが
十分面白い台があれば、撤去せずにそのまま使えばいいと思うんですよね。
これは何に対しても同じような考えで
携帯なんかも、持ってる機種が使えるなら新しいのを買いたいとかならないんです。
私もガラケーで正直十分と思ってました。
仕事柄スマホ触らないとどうしようもないから買いましたけど
スマホを頑なに買わずにガラケーで通してる人の意図は凄くわかります。
なんにしても少し何かを変えて出すだけのジャグラーがあまり好きではなかった。
というより、そういう商法をするのが気に入らなかったんでしょう。
ひたすら出し続けた北電子も凄いとは思いますけどね。
もう1つ打たない大きな理由が
ジャグラーの島は年配の方の憩いの場っていう考えがあるんです。
今は若い人がこぞって最初に向かう状況ですが、当時はそういうものだったんです。
小さなコミュニティがジャグラーの島には出来ていたんです。
ジャグラーを打つにはそこに溶け込むか、触らないかの2択だったんですね。
住人になるか? ならないか?
昔から一人でまったり打ちたい私に「住人」の選択はありえませんでした(笑)
住人になったとしても勝ちも意識すると、どうしてもジャグの良い台を奪ってしまう為
他の住人の方に迷惑もかかるというのもあります。
昔はホール内に秩序が存在していたので、それを乱すのも嫌だったんですよねえ。
今はそういう概念自体ないのでしょうけど
ホール内で育つ社会性ってのも昔は存在していました。
だから30歳まで機械としか対話してなかったとしてもなんとか生きてるんだと思います(笑)
五号機になって救世主となったジャグラー。
今ではホール内の3割程を大体のホールが占めている感じですが
まだまだ憩いの場を形成しているホールも多いので、私の踏みこむ余地はなさそうです。