“あなたはそこにいる?”  というのは皆さんお馴染み、蒼穹のファフナーに出てくる、乙姫のセリフです。
さてここで問題。あなたはどこにいるのでしょうか?

…とまぁ、何か哲学的な事を言いたいのではなくて。
先月ZAP多賀城でペルソナ4を打ったんですが、改めて、自分がその世界の中に入っちゃってるなぁと感じたんです。

さて、あなたはどこにいる?と聞かれて、私の答えは、「台の中に入っちゃってます」。
ペルソナ4は、高校生の仲間が絆を深めながら”ペルソナ”を操り敵と戦う…というRPGが原作のパチスロ機です。
ペルソナ4を打ってる時の私は悠(主人公ですよ、主人公)の彼女だから、毎ゲーム会話です。
レバーオンのたびに出てくるキャラクターの動きやセリフにいちいち反応して答えるんですが、自分も登場人物の中に入っちゃってるから、原作にないセリフを勝手に作って言っちゃったりする。
彼女だから、主人公と妄想会話オンリー。。。

皆さん、オキニのアニメや有名すぎるアニメのセリフって、ソラで言えたりしますよね。
有名どころでファーストガンダムの「オヤジにもぶたれたことないのに!」とか、「坊やだからさ」とか。
自分がセリフまで覚えているものって、打っている時に出るセリフにいちいち反応して感情豊かに読んじゃったり、切り返しが瞬時に出てきちゃう。
ペルソナ4を打っている時の私の妄想っぷりについてはブログを読んでいただくとして、打ち始めから打ち終わりまで、完全に自分がその原作の中に入り込んじゃってます。
あぁ、ペルソナを語るのに私がこんな真面目な文体で言うなんておかしい(書いててかなり恥ずかしい)。

一方で、そこまで原作にのめりこんでない場合は、台との会話なのは同じだけど、一歩引いてみてる自分がいたりしませんか。
そういう時の自分の言動は、ほぼツッコミのみだと思います。
アツい展開の時に「よし!ここだ!頼む!」みたいに、演出の対象を応援しちゃったり、外してしまうキャラには「そうじゃないだろ!」と言ってみたり。
パチスロにおいてゲームごとの結果はレバーオンで決まるのに、レバーオンする瞬間は台の中に意識がある。
誰かとバトルしてるなら、最後の必殺技を繰り出したり防御してるのはまるで自分。
ぬぉぉおおおお!という主人公の叫びは、同時に自分の叫びでもありますね。
口には出さずとも、絶対心の中で言ってる。

醒めた打ち手なら、ひたすら台に向かって信じるのは自分のみ。
俺が決めてやる!という意気込みですかね。画面の中で戦っているのが男性だろうが女性だろうがロボットだろうが動物だろうが、唸れ俺の左手(右手)!とばかりにレバーオン。
別にレバーを強打するわけじゃなくて、そういう人に限って優しくチョン、だったりするんですが、あれは心の中、燃えさかっているのだと思います。
打っているのは自分だから、主人公は自分ですね。台の中で繰り広げられる演出なんかどうでもよくて、まさに台との戦い、死闘。
そんな言葉さえ似合うような打ち手、あなたの近くにもいると思います。きっと後ろから見た時、オーラ出てます。

色々な人のブログを読んでいてすごく面白いと感じるのは、みんなどれかに当てはまるということ。
回胴連の中には、主戦機種が決まっていて、ブログ記事はそればっかりという人も多いです。
その中で、自分が主人公な人は液晶の中で繰り広げられる事に感情移入しません。
何ゲームでボーナスとかAT入りとか淡々としていて、ヤレてもヤレなくても、台のせいではなくそれは自分のせいだと言います(ヤレた時に自分の力って言う人はいないか)。
液晶の中にツッコミを入れてる人は、仲間的感覚。当たりを引いて確定画面が出た時がテンションMAX。台の中のキャラと一緒に喜びをわかちあいます。
自分が台の登場人物と化している人は、何ゲームで当たったとか、気にしません。
その世界に没頭しているから、投資と回収の結果よりも台とどれくらいシンクロ出来たかが満足度のバロメーターになります。

ブログの書き方って人それぞれ。この人はどういう想いで打ってるのかな〜と思いながら読むと、パチスロのチョット違うところ、今まで自分が見ていなかったところが見えてくるかもしれません。

さて、あなたはどこにいますかね?

今日話題に出た記事:3/14はホワイトデー ←好評ありがとうございます(笑)
http://ameblo.jp/19ren/entry-12003293448.html