こんにちわ、19renです。絆の勉強は着々と進んでおり、
知識も増えつつあります。順調です。えぇ。
若い頃(?)から、弟が買ってくるジャンプや漫画の単行本を読んでいたり、はたまた、そもそも自分自身がそっち好きという性格のおかげで、アニメというものには何の偏見も抵抗もない私。パチスロを打つ時、そこらじゅうに溢れているのは版権モノ。版権モノのうち、圧倒的に多いのはアニメのものだと思います。(あとはドラマ、映画、芸能人etcですね)。
まぁ、私が好きなエヴァンゲリオンが既にアニメだよw という感じですが、昔昔は各メーカーオリジナルのキャラクターを使った台ばかりでしたよね。私が大好きだったパチンコは、たぬ吉くんでした。えぇあの、ふざけた表情をした京楽のキャラクターです。羽物パチンコばかり打っていた私には、あれでも「ちょっとかわいいタヌキ」だったのだから、当時いかにキャラクターデザインがシンプルだったかという事だと思います。
初めて自分が打った版権モノって何だろうと思い返してみたところ、恐らく、天才バカボンかなぁ。バカボンのパチンコも何代も出ているので、あの時自分が打ったものが何年式のものなのか思い出せませんが…いや調べたら出てくるのはわかっていますが、そこまでして年を感じたくないので華麗にスルーします。
さて本題。エヴァが好きでエヴァから入った私は、初めて触れた「約束の時」で繰り広げられる演出にワクワクしっぱなしでした。エヴァはTV版、漫画版、旧劇場版とそれぞれあり、それぞれで少しずつ違っているところを見つけてはニヤニヤするところが楽しみの一つ。でも、パチスロの中で繰り広げられる演出や戦いは私にはとても新鮮でした。液晶につけられている可動式シャッター、暴走モードと覚醒モード(しかもその時、あの猫背姿で歩いてる!)、原作には出てこないマゴロクソードで戦う初号機、そして、これまた原作にない、スポーツ対決。これらの演出の一つ一つは私にとってはどれも魅力的であり、時に可笑しくもありました。
約束の時で使われている演出はパチンコ(世代的にキセカチ、シトフタあたりかな)でも使われているものがありましたが、驚いたのは、ハンドルを握っているだけでいいパチンコと、自分でリールを停めて役を成立させる必要のあるスロットとでは、見え方が全く違うのです。パチンコは映像がずっと流れている。スロットはレバーオンをしてリールを停める、その結果、小役が揃ったり演出に発展したりする。ショートフリーズなんていうものもありますね(ショーフリは魂の軌跡の筐体にある小さな白色ライトが一番好きでした)。
私がそこで何を思ったかというと、原作とパチスロ機との違いって面白いなぁという事でした。キャラをこういう風な演出に使っちゃうんだとか、「エヴァはこんなにヌルヌルしてないのに」という事で不機嫌になったりとか。パチスロに初めて触れたと言ってよい機種だったのでスロットのシステム自体にかなり戸惑いましたが、同時に、目の前で繰り広げられる「スロットのエヴァ」の世界に私は毎回見入っていました。
パチンコのエヴァ5 = 「最後のシ者」をご存じでしょうか。あの中に出てくる、「渚カヲル&4号機 vs 第6使徒」。カヲルが乗るシルバーのエヴァ4号機はパチンコのために作られたオリジナルの機体なんですよね。これはプレミアムムービーで、通常時からの出現率は2000万分の1、次回予告からだと1億9000万分の1です。その演出はその後、魂の軌跡へ移植され、スロッターもこの演出を見る事が出来るようになり、更に、出現確率も下がったんです。私はシ者では見れずに魂の軌跡で見ました。あれはホントにカッコよくて、見た瞬間感動して泣きました。
私のよく知るエヴァで話を進めてきましたが、つまり何が言いたいかと言うと、版権モノの機種は原作を知っておくとより楽しめるという事です。かくおくんのコラムでも、原作を見てから打つと楽しいよという事が書いてありましたよね。全くその通りで、且つ、その場に自分が入っていけるというね。こことっても重要。
エヴァシリーズではよく使われる、画面いっぱいに出るタイトル文字。エヴァンゲリオンで使われているフォントは「マティス」というものですが、お馴染みの「予告」のようにあの文字のインパクトもさながら、タイトルからストーリーへの流れが秀逸なのがエヴァの魅力でもあります。先ほど挙げた vs第6使徒戦は、通称ヤシマ作戦。もしも原作を見ていれば、緊迫した状況から、最終的に「笑えばいいと思うよ」 へ繋がるところまでが見える。そこまで見えた時のレバーオンは、通常時のレバーオンとは「全く」違うものなんです。あの無機質なレイが見せた笑顔は、当時とても話題になったんですよね。
当たりを引くというより、あの笑顔が見れる。原作を知っているからこそ、感情移入がMAXになるポイントなんです。
今回話題に出た記事:今日はカヲルくんのお誕生日
http://ameblo.jp/19ren/entry-10647203205.html