5月 9 2015
前章の続きです。
一軍昇格条件の一つ、
「アメブロ総合ランキング月間7777以内」
という発表されて約1ヵ月後。
2013年2月5日のハヤタ君のブログ。
記事名は「回胴連一軍昇格条件」。
まだ読んだことの無い人は、一度読んだ方がいいです。
一言で言えば「檄文」。
何お前ら始まる前から
無理とか言っちゃってるんだ、っていう。
更新を欠かさないこと。
他のSNSも利用すること。
アクセス解析からヒントを得ること。
努力を欠かさず、誰かに助言も求めていいから
最初から有名じゃないと諦めないでやってみなさいと。
これを見て、自分は初めて関心が沸きました。
正直、一軍というポジションには別に関心はありません。
ただ、これは課題でありゲームであり、
向こうから仕掛けられた喧嘩のようなもの。
ここで一つ言っておきたいことがあります。
何かしらに挑戦するときに
「自分には何も失うものが無い」
と自分を鼓舞するような言い回し。
コレ、ウソです。
挑戦のために払う努力、時間、労力、
すべて対価です。
そして失敗したときの精神的苦痛は十分なリスク。
つまり、何事にも挑戦するという行為にノーリスクは無いんですよ。
その上で、自分は考えました。
これまで継続的にブログを続けて
読者を確保してきた人でこそ現実的なハードルに
無名の自分が挑んだらどうなるだろう、と。
では、ここからは自分の場合です。
まず、条件の吟味。
「アメブロ総合ランキング月間7777以内」
継続してとは言ってない。
いわば最大瞬間風速で構わない。
次に方法としてのセーフ・アウトのライン。
まず読者拡張行為として、
ツールはアウト、手動はセーフと考えました。
当時で言う自動ペタ、
最近の自動いいね!や自動コメントツール、
これらは自分としてもアウトだし、回胴連側も認めないだろう。
そこで回胴連に登録している人のブログや
パチンコ・パチスロジャンルのブログを訪問して
読者登録とメッセージを送りました。
すべて手動、そして登録と同時に必ず添えるメッセージは
必ずブログを読んでの感想を個別に書きました。
あと絶対に「自分のブログも見てください」とは書かない。
みなさんはアメブロの自動コメントツールの文章、見たことあります?
バカの一つ覚えのようなワンパターン。
コピペ同一文章の当たり障りなく通じそうな内容で
最後は自分のブログも訪問してください、と締める形式。
あれ、一発でバレるのに使う人の浅はかさに頭痛いです。
なので、間違ってもそんなものは使わず
実際に読んでいることを分かってもらうメッセージを送ります。
次にSNS、自分はtwitterでした。
これは単純にフォローしまくって
アメブロ記事アップがtwitter上に出る設定にしました。
未来記事だとその設定が効かなくなるので
下書きを書き溜めた上で手動でアップします。
一方、SEO対策はあえて踏み込みませんでした。
これはもう、ゼルさんが得意中の得意分野で
ゼルさん自身のブログで今までも語られています。
その点、自分は限られた時間、
勉強する時間コストを含めて
自分は「書く」方を優先することにしました。
ただ、これは効果があることは
完全にゼルさん自身が立証済みです。
一方、記事の書き方。
まず僕自身のルール、縛りとして
「パチスロのことを書く」
を基本的に徹底しました。
いわゆるメシログや日常ログは書かない。
それは僕自身が他の人のパチスロブログで嫌だから。
見知らぬ隣りの山田さんが今日打ったスロの話なら気になるけど、
見知らぬ隣りの山田さんの今日食べた晩飯の話はどうでもいい。
まあ、これは自分だったら嫌だからというこだわりの部分です。
記事アップのペースは、できれば1日3回。
一般社会人の通勤時間帯、昼休み、就寝前です。
最低でも1日1回はマストですね。
で、読者数が少ない以上は
その数少ない読者に何回も読んでもらうしかない。
ならば、その読者がスマホやPCを立ち上げて
ブログのチェックリスト(タイムライン)の上段に残りやすい時間帯を考えた方がいい。
自分は夜に上げるほうが多かったけど、
朝・昼の方が効果的だと思います。
単に他のブロガーのアップが少ないから、ってことで。
ただ、仕事帰りのエナ稼働なんかは、リアルタイムで上げたりしましたね。
最後に週末。
必ず稼働して、本来ならばTwitter向きのナウ系記事を
ブログ上にアップします。
もう読者の方に時系列を追ってもらい
稼働の行方に興味を持ってもらう感じですね。
こんなことを自分は1ヶ月だけやりました。
2月が1年で唯一の仕事の閑散期だったこと、
生活にかなりの無理がかかり1ヶ月が限界と感じてたこと。
本来は何より継続と面白さが
ブログを評価してもらう大切さです。
でも、
無理な喧嘩を買って
無名な自分が勝つために
1ヶ月だけ無茶をしたわけです。
結果は運良く達成できました。
が、これは一軍になりたくて挑戦したのではなく
果たして課された条件を達成できるか?
という好奇心と反抗心でした。
なので、今自分は一軍ですが
一軍の立場にこだわりはありません。
肩を叩かれればいつでも降りますし、Tシャツも返上します。
僕は文字屋で演者ではないので、動画も向いてないですし。
それよりも、
回胴連やブログで広がった交流や人脈、
たくさんの知り合いが大切で、
そのきっかけとなった回胴連に感謝しています。
さて、回胴連クロニクルも前半戦はここまで。
次からは普通のコラムに戻り、
頃合を見てクロニクル後編を再開します。