今回は僕自身も
日頃から考えていることなので
話はまとまらないかも、
という前置きで。

 

自分のブログやこのコラムでも
書いたことがあるかもしれませんが、
パチンコ・パチスロは
時間浪費型の趣味・遊びです。

専業や勝利最優先の人にとっては
台単体の期待値よりも
その回収に必要な時間や
1日1月1年で考えた立ち回りが優先される。

それは多数の試行によって結果が出る
このジャンルの特質からです。

こういったジャンルを
投資として関心を持った人が
アフィ、FX、セドリに流れるのも理解できます。

出自や社会的地位に囚われず効率よく稼ぐ手段。

だからこそ誰もが着目するわけで、
生き馬の目を抜く世界でごく一部の勝者が
他の養分を出し抜いて金を勝ち取るわけです。

最近だとセドリの人達は
クロネコメール便廃止でやってけるのかな?
とか思ったりもします。

ともあれ、こういった人達にとっては
パチンコ・パチスロは手段であって
稼げなければ手を引くのが当たり前。

資金を作った上で卒業、
次の稼ぎへのステップという感じかもしれません。

 

おっと話が逸れちゃいそう。
時間浪費のお話ね。

競馬・競輪・競艇・オートレースと比べると
台に張り付いてなければいけない労力が
パチンコ・パチスロは大違いなわけで。

競技結果への賭けは
行為そのものは数秒でできちゃうからね。

どちらかと言えば時間浪費型には
これらのギャンブルはカテゴライズされない。

ただ時間浪費の反対を突き詰めてしまうと
「WIN or LOSEの抽選機を用意してクリック」という
仕組みを用意するだけでいいだろう、
ってなことになってしまう。

上記の公営競技だって
1日10レースじゃなくて5分に1回開催されてたら、
なんて考えると分かりやすい。

もう忙しくて予想なんてやってられなくなるでしょw

 

そして、楽しくなんてなくなるでしょ?

 

 

そう、公営競技だって
予想という時間を掛けてお金を掛けて
その勝負の行方を占っている。

パチンコなら釘、パチスロなら設定を予想し
その自分の判断が正しいかを試している。

時間浪費型趣味の正体って
「過程を楽しむ」
ってことなんだよね。

過程に対する結果への信頼度を高めることが
知識・経験を動員した「技術介入」の正体で。

なのでこの「過程」を
遊びと捉えるか、経済活動と捉えるか。
そこで趣味なのか投機なのか分かれる。

 

「一番楽しいのは打つ前の朝の胸躍る時」
と言いますが、
これは結果が出る前の過程を
一番満喫している瞬間だからで。

人間ってのは贅沢にできていて
○×白黒の結果を何の脈絡も無く出されるより
「なぜ」「どうして」「だから」を求める。

これって人間が生まれながらにして持つ
「好奇心」「探究心」「冒険心」
みたいなものなのだろうと思います。

 

こういった本能を満たすものは
世の中に山ほどあって
ビジネスも数多存在する。

ただその中で
人が生活を営むのに必要な「金」、
これを代償にして成果を得る。

これを短期的に身分を問わず
満たしてくれるものが
日本ではパチンコ・パチスロだったりします。

 

本能を満たし、金も得る。

別にこれって人生設計をしっかりして
学歴・出世・社会的地位を得て
己の欲求を満たすことと変わらない。

それが長期的スパンに
立っているかどうかの違いだけであって。

なぜか、これが短期的な手段である
ギャンブルだと後ろ指差されるんだよね。
なんでだろう?

人は一瞬で満たされたり絶望することに
耐えられるほど強くは無いからかな?

 

さて、話がグルグルしてきた。
ホントはこれに
「気持ちよさ」「脳汁」
みたいなことを含めて考えてたいのだけど
それはじっくり整理していきたいと思います。

何で人は勝負に惹かれるんだろうね?