気が付けばもう8月も終わるとしている。
年を重ねるごとに
「1年の月日の流れの早さ」というものを感じているであろう。
この現象についてはジャネーの法則というので納得させられた。

ジャネーの法則とは…
19世紀のフランス哲学者ポール・ジャネが発案し、
甥の心理学者ピエール・ジャネが著作で紹介した法則。
主観的に記憶される月日の長さは
年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を
心理学的に説明したもの。

例えば50歳の人間にとって1年の長さは人生の1/50。
5歳の人間にとっては1/5。
よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、
5歳の人間の1日が50歳の人間の10日に当たることになる。

時間の感じ方の差は、脳が整理した過去の情報を、後で振り返ったときに
どれくらいの長さに感じるか、という側面からの感覚の違いとして表れるとのこと。
つまり、今現在進行している時間の体感速度ではなく、
過去を振り返ったときに感じる時間の長さの印象ということのようだ。

人間は年を重ねるにつれて、世の中を理解していき、驚きが減っていく。
また、新しいことをたくさん覚える若いうちは時間が長く感じ、
経験を積んできて記憶をすることが少なくなると時間が短く感じるという説もある。

時の早さを打開するためには、
常に新たなことに挑戦したり新しい刺激を取り入れること。
それにより充実感や満足感をしっかりと実感できる生活を送っていれば
早さの感じ方が変わってくるようである。

よく休みの日にゴロゴロしていて気付いたら夕方…なんてことが多々あるが
単純に何もしていなかったから過ぎ去るのが早く感じただけであることに
納得できてしまった。

やはり休みの日でも刺激を求めて打ちに行かなければならない!
そんな気にさせてくれた。

といってもまた休みの日にはたっぷり寝ているのであろう(笑)