「お前の人生なんて弱レア役みたいなものだ」

 

とか言われたら、

とりあえず青木ヶ原の樹海への行き方を調べるか
目をつぶってガチ1の凱旋を天井まで持っていくか

これからの生き方を考えると思います。

 

何だよ、弱レア役って!
リプレイとかベルならあきらめもつくけど
何よその中途半端な感じは!

そこそこ期待させるような演出で
チェリーが3連せずに残念でしたとか

定番BAR狙いが滑ったけど
その割には煽り弱くてやっぱり弱スイカとか

立ち位置的に残念すぎるだろ…

 

何か
小学校で神童、
中学校で天才、
高校で優秀、
大学で中の上、
社会人で人並みみたいな

期待がじょじょに失われていく
あのゲームを重ねるごとに
演出がしぼんでいく感じとか。

弱チェリー、弱スイカ、弱チャンス目。
何でこういったのが定着したんだろうなー

「お前、弱チェリーのくせに生意気だろ、あーん」

「私、弱スイカのような男性は苦手でして…」

「弱チャ目の君、邪魔なので下がってなさい」

何か本気で哀れになってきた…

 

と、そんなことを
打ちながら妄想してたんですよ。

・まどマギのスイカ

・バジ2の巻物

・ブラクラ2の弱チャ目

こういうの引く時にね。
これに共通することって何だか分かります?

まあ多少は機種によって意味合いや効果が異なるけど
これらは皆、

「通常時に引きたい弱レア役」

なんですよね。

普通はレア役って
ATやART中に引きたいものじゃないですか。
なんだけど、この子達は別。

まどマギのスイカはART中だと
上乗せになかなか期待できない。
でも、通常時ならマジチャレ契機。

バジ2も同様。
開眼チャレンジ契機で、
ART中のセット乗せは強チェリーより弱い。

ブラクラ2の弱チャ目に至っては、
CZのメイン契機役で
他の強レア役より入りやすい。
(中段チェリーや超チャ目は別格として)

 

いずれも、通常時にこそ輝ける弱レア役なわけです。

その代わり楽しい時間のAT・ART中は
出てくると輝けないというかガックリされる。

何かほら、弱レア役の立ち位置みたいな
見えてくるわけですよ。

彼らこそ今のAT・ART機を支える
縁の下の力持ちというか。

ガッツンガッツン
ゲーム数やセット数を上乗せる脳汁タイムも
彼らの活躍あってこそというか。

 

で、舞台裏にいるはずの彼らが
間違ってAT・ART中に出てきちゃうと
緊張して実力が発揮できないわけで。

彼らは通常時でこそ輝けるんです。

そう、弱レア役みたいな生き方だって悪くない。
弱レアがいるから強レアの存在意義があるんです。

「お前みたいな弱レア役のおかげで、今日は頑張れたよ」

「私、弱レアなあなた、嫌いじゃないかな」

「弱レア、俺は君を頼りにしているよ」

うん、それはそれでカッコイイ。
っていうか、会話が成り立ってない。

 

ただ根本的な問題が。
「弱」という時点でダメなんじゃないかと。

もう弱いことを否定できてないし、
レアだけど弱いとか何言いたいんだと。

これからは例えばエヴァ槍のようにチェリーA・Bとか

元気なチャンス目、明るいチャンス目、
期待のチャンス目、ワンチャンチャンス目
SSRチャンス目、きらきらチャンス目
チャンス目だにゃん、チャンス目スイカ科

とか
何かもうとにかく名前変えたほうがいいんじゃないかと。

人生も折り返し地点を越えたスロッターとして
自分が微妙な弱レア役だと悟ると、そう思うわけです。