3月 9 2016
皆さんご存知の通り、最近のパチスロはアニメ・マンガとのタイアップがほとんどです。
タイアップばっかりになること自体は構わないんですよ。
ただ、パチスロとして作る際に打ち手を置いてけぼりにするのは勘弁願いたいのです。
連続演出で原作の名シーンが採用されるなんてのは良くあることだし、タイアップするからには避けられないことだと納得もできるんです。
ただ、設定示唆に原作の要素を入れ込まれると話が変わってきます。
例えば、現在長期稼働をキープしてる「まどかマギカ」。
当時、雑誌で「プチボーナスでキュウべぇが出ると高設定濃厚!!」という文章を見た時にわたくしが最初に思ったのは「キュウべぇって誰??」でした。
今やパチスロ打ちの大半が知ってるあの暗黒小動物も、原作を知らない人からしたら「犬みたいなヤツ」であって、「キュウべぇ」とは認識されてなかったわけですよ。
アニメを観れば観るほど、アイツの耳(?)を引きちぎってやりたくなりますが、それはまた別のお話。
作品に興味を持ってアニメを観た今となっては、ストーリーの要であるキュウべぇをパチスロの要である設定要素に採用したということには納得がいきます。
ただ、世に出る台がみんなまどマギのように認知されるかというとそうでもない。
まどかマギカ程に長期稼働すれば、原作を知らない人でもキャラクター名がわかるようになりますが、今のご時世奇跡でも起きない限り長期稼働する台が現れないのが実際のところです。
そうなってくると、「○○が出れば偶数示唆」といった情報が出ても、「○○」を知らない打ち手はそれを「熱い」と認識する前に台が消えていってしまう・・・
開発の方々からすれば原作に忠実に作り込んでらっしゃるんでしょうけど、打ち手の中でそれが伝わる人が果たして何割なのか・・・
タイアップである以上、ある程度原作に忠実にってのは避けられないにしても打ち手が置いてけぼりになっちゃうとせっかくの作り込みも徒労に終わっちゃうんじゃないかなぁ?と思えちゃうんですよね。
その内、解析が載ってる雑誌を見る時間より、原作の情報を調べる為にウィキペディアを見る時間の方が長い・・・なんて事になってもおかしくない気がします。
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