こんにちわ、19renです。
7/11に警察庁から、遊技機の規則改正についてのパブリックコメントの募集が出されました。一般人も物が言えるるという事だったので、私も出してみました。全てが本心じゃないですけど、文句を言うだけなのは止めようと思って、可能性としてあり得そうな事を含んでみました。

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パチンコは小学生の頃、親に連れていかれてそれ以来。スロットは、エヴァンゲリオンが好きだったので、スロット版があるよと教えられてから。今現在はほとんどスロットしか打たないユーザーです。

今回の改正でユーザーの目についたり取り上げたくなるのは「出玉規制」という言葉です。5.9号機? 6号機? になると、「一度の出玉が減るらしい」ということ。今私は、「ユーザーに不利に見える事だけがクローズアップされている」と感じています。

この規制内容を作った人たちは、実際にホールで打った事があるのだろうか? 4号機、5号機とルールが変わっていき、イベント告知がNGになった。それがどういった効果を生んで、弊害を生んだのか、わかっているのだろうか? と思いました。

パチンコ・パチスロを打ちに行く。勝つ人は勝つし、負ける人は負ける。もし、負ける人が「負けた分を取り返そうとして」頻繁に店に通う事を依存症化と呼ぶならば、負けないようにすること、何ならいっそのこと、換金出来ないようにしても良いのかもしれないと思います。

負けないようにするためには、出玉規制というルールを作るのではなく、店が薄利多売すればいいとも考えます。「出る」は規制されるのに「入る」は規制されないのはおかしい話です。

パチンコ・パチスロは現金をサンドに入れる事から始まります。表向き「借りる」」事になっていますが、実際マイナスからのスタートです。マイナススタートのままマイナスフィニッシュするからユーザーがムキになるのであって、そのトータルのマイナスが小さければ、まだ心のダメージは少ないのです。

依存症=出玉が多いからだ=射幸心を煽るのは良くない

と、このような構図になっているようにしか感じられないのですが、もし依存症を無くしたいなら、依存症だと思われる人の入店を規制する方法を考えた方がいいのではないでしょうか。マイナンバーの利用でもいいと思います。

一方で、そもそも何故人は依存症になってしまうのか?を考えたら、決して出玉規制が適解ではないとわかるはずです。

パチンコ屋には、出玉を得たいから行くという人はいるでしょう。しかし、仕事終わりのサラリーマンが一息つきに、負ける事を前提として行く事もあります。昔の私がそうでした。飲みに行くのと同じ感覚です。更にアニメ版権の機種の、単純に演出が見たい層もいます。パチンコ・パチスロは、確かに、出玉を得てその先にある現金を手にする手段です。しかし、「出玉規制」とは全く関係ないところで楽しんでいるファンもいるのです。

お上は何を規制したいと思っているのか?
それが私には全く伝わってきません。

また、どんなに上からの命令が下りてきても、組合が一枚岩でなかったりする事は規制内容を考える側の方々はわかっているのではないでしょうか。

「規制内容」だけを考えるのではなく、「厳格に通達し、守らなかった店には強いペナルティを与える(営業停止などの強いもの)」くらいの事をするのが先だと思います。規制と言いつつも業界を構成する面々がぬるま湯体制なのですから、どれだけ規制事項を作ったところで意味がないような気がします。

打ち手に不利と見える規制だけを表沙汰にするのではなく、今までやってきた施策の中で、本当にどれが有効でどれが無効だったのかを考え直す事から始めて欲しいと思います。出来れば、規制内容を明らかにわかりやすく、末端のユーザーまで伝える事もご一考頂けると幸いです。インターネットという手段を生かして頂くというのはいかがでしょうか。

最後に私事ですが、店で打ち続けるにはお金がかかりすぎるので実機を2台、保有しています。お金がかからずに演出を見て、リールを停めて遊ぶには、スロットマシンはとてもよく出来ていると思います(ギャンブル目的ではなくゲーム機だと考えれば、日本の技術力は素晴らしいものです)。
作ったメーカーさんには賛辞を送りたいくらいです。