2月 6 2017
フーリン「閉店まで打つのは正解か否か」
読者諸兄の中に設定6を閉店までブン回した経験のある人はどれ位居るだろうか。
AT機の事故で閉店間際取り切れずといったパターンではなく、純粋にブン回した経験だ。
パチスロには制限時間というものが存在する。
何人たりともホールの閉店に逆らうことは出来ない。
おおよそ12時間の営業時間の中でどれだけの結果を残せるかというのがパチスロというスポーツのキモだというのが筆者の考えだが、高設定を閉店までブン回す事は正解なのだろうか?
高設定の場合理屈の上では出玉がプラスになる訳だから打つ時間が長ければ長い程プラスになる道理だが、それはあくまでも理屈の上での話だ。
高設定を打ち続ければ結果として収束していくだろうが、最大でも12時間程度という短時間で収束しきるとも思えない。
単日でプラスになったとしても全体から見れば若干の上振れでしかないし、マイナスになったとしても若干の下振れだ。
高設定を終日ブン回す事が目的だというのであれば何も問題無いが、打ち手というのはプラスを目指す人種だ。
極端な話、設定6を打って1000枚勝つよりも設定1を事故らせて5000枚出る方が嬉しいと思う人は多いだろう。
パチスロを打つ事を仕事量と捉えている所謂ガチ勢からは総スカンを喰らうかもしれないが、実際問題みんな勝ちたいのだ。
そう考えると高設定を閉店までブン回す事が必ずしも正解とは言えないのではなかろうか。
程良く出る台を程良い時間打ってそれなりに勝つ。
これが出来るようになると「パチスロは適度に楽しむ遊びです」という言葉が現実味を帯びるのではなかろうか。
ホール経営者諸兄。
われわれは貴方達が提唱する様に「適度に楽しみたい」のです。
なので、とりあえずは店内全6にしてみてください。