2月 5 2015
監督「インテリになったつもりが…」
今年に入り、眼鏡を掛けることが増えた。
眼鏡といっても伊達眼鏡。度は入っていないのですが。
もともと目が悪く、基本的には毎日使い捨てのコンタクトを使用。しかし、最近のファッションにおいて眼鏡というのは重要なアイテムであり、雰囲気を変化させるのにも重要なアイテムのひとつ。
これはちょっとオブザーバーでもあるしんのすけさんの影響も少なからずあったわけで、彼がたまに眼鏡を掛けるとまた違った印象を受け、その姿もまた格好いいわけで。
じつは年明けに友人がプレゼントしてくれたのがきっかけ。
ずっと欲しいなとは思っていたのですが、普段はコンタクト。自宅用の安い眼鏡も持っているし、生活においてさして必要がないと思っており、重い腰が上がらない中でのこのプレゼントはまさに「会心の一撃」だったのである。
普段くるくるパーマでサーファー気取り(©しんのすけ)の格好をしている自分でもちょっとは雰囲気もどことなくインテリになったのではなかろうか?
そんな内心を胸に会社へ出社したのだが、事務所で何やら違和感を感じたおまめからは「あれ?ちょっ!?監督!なんか顔が丸く見えますよ」
ああ、それは元々だから仕方ないのだよ。そこは分かっていても言わないのが社会のルールであり大人のマナーだ。自分はおまめの意見を全面的に却下した。
後日
自分のニコ生番組でも共演させて頂いている業界コンサルタントの布施氏にお食事のお誘いを受けた。じぶんはここでもインテリジェンスを最大限に発揮すべく、お気に入りの眼鏡を装着して向かった。業界人数人が集まる食事会。最初のお二方の反応は特になし。うむ違和感がないのだろう!
しかし、仕事のため少し遅れて到着された布施さんから衝撃の一言を喰らう。
「どうした監督!?お笑い芸人にでもなったつもりか?(笑)」
なんということだろう。これはまさに「逆転の発想」ではないか!そのアンサーは自分の脳内では計算できなかった。
自分は声高らかに言った。
「ハイ!そうです!」と…
まさに大人のマナーである。
後日
しんのすけ氏とミーティング時の雑談で眼鏡についての話になる。
そこで最近眼鏡を掛けていることを伝えた。そしてインテリ感をアップさせたいということも。返す刀、まさに電光石火のスピードでカリスマから出た答えは
「ハぁ?インテリジェンス!?君のキャラでなるわけないだろ!Fuuuuuuuuuu!」
いつもの高らかな笑いでミーティングは終始和やかなムードで終了した。
自分が試合会場で眼鏡を着用していたらそれは変装でもインテリジェンスを醸し出そうとしているわけではない。ましてファッション的ななんて絶対に口にせずこう言おう。
「じつは目が悪いんです」と。